2Dark プレイ日記-第2の事件-ゲーム感想
PS4版2Darkのプレイ記録
今回は第2の事件です。
2Darkの概要等は過去記事を
参照して頂ければ
感想
マッドなピエロの館の次は
ファットな令嬢の自社ビルに挑む
ステージが変わるとやっぱり新鮮な気持ちで
楽しめる。嬉しい
[おかしなビル]
清掃員として潜入を始める主人公
モップとバケツを装備しただけで服装は
そのままで採用されるおおらかな社風
2階で絶え間無く巨大ケーキが作られる
3階に存在する道場とガチ過ぎる師弟
4階が普通に殺し屋の筋トレスペース化
といった構造のビルに震える
[NPCの挙動が不安]
最初の事件でも薄々感じていたが
NPCの挙動が何だか、ふわっとし過ぎている
- それ程の警戒レベルでないのに主人公をすぐ殺しにくる
- パターン入ったかの様な行動を取り続ける
等々の行動を見るに、0キルでのクリアは
無理だと悟る
(殺した覚えのないキャラの死体が転がっていた、(恐らくNPCに殺されていた)のを見た時は、久しぶりに、詰みを覚悟した)
[細部までよく出来た資料]
これも先と同様に、最初の事件から感じた事
このゲームは、本編中で出くわす資料が
本当に良く出来ている
それを見て事件の背景を何となく想像したり
事件をより知れた気分になったり
資料集めが只の作業にならないのは嬉しい
[子供が誘拐され過ぎている]
最初の事件は6人くらい助ける
今回の事件は3人くらい助けた
明らかに数がおかしい
一応、黒幕的なものは示唆されつつも
子供が攫われ過ぎている
この街、マジで大丈夫か…
今回、まだ助ける子供がいるメッセージが
表示される中、自宅にGo Homeしたら
その子供は、結局救出出来ずにゲームが
次の章へ移行してしまった。マジか…
今後は、1度ステージを始めたら全員救出を
決意する必要を学んだ
[気になった点]
現時点で新たに気になった点を
- NPCの挙動だけでなく、ゲーム全体的に不安になる瞬間がある
- 主人公の歩く速さ
- プレイヤーに委ねられる、考える要素は中々多い
関連記事
2Dark 第1の事件まで遊んだ第一印象 -ゲーム感想
PS4版2Darkを2時間ほど遊んでみた
ファーストインプレッション的な感想です。
発表日:2017年6月29日
ハード:PS4
ジャンル:ステルスホラーアドベンチャー
2Darkとは
自身も妻を殺され、2人の子供を誘拐された
元刑事が主人公を操作し、街で多発する
児童誘拐事件を解決する
感想
本作はジャンル名が示す通り
ステルスゲームとして中々楽しく遊べる
相手の動きを読む、足音や光源に注意する
といった、基本的なかくれんぼ要素を完備
それに加え、アイテムを使ったギミックや
救出した子供の誘導といった要素もある
その反面、初見殺しのようなトラップなど
トライアンドエラー的な部分が見受けられる
(その分リトライは早め)
[よく死ぬ]
前述したようにトラップの配置がイヤらしい
主人公は暗闇の中、懐中電灯やライター等の
光源頼りに進むのだが、当然見つかる確率も
高くなり、それぞれの光源にも残量がある
それを意識し使用を控えて進むとこのザマだ
最初のゲームオーバーが転落死は笑った
[小粋なセーブアクション]
本作のセーブは、オートセーブでもなく
特定のセーブポイントで行うでもない
アイテム欄の、ライターとタバコを組合わせ
タバコを吸う事によりセーブをする
一見、余分な動作のようにも思えるが
それが良く、気に入ってしまった。
死に覚えゲー的な側面もあるため
小まめなセーブはとても大事なのに
タバコを吸い過ぎると健康への
悪影響の示唆する現実めいた注意書きが怖い
[愉快な住人]
まだ第1の事件を終えたばかりで既に
- 廃園となった遊園地の施設の居住権を主張するおっさん
- 仲間?でナイフ投げの特訓に励む、ナイフ投げ志望だったピザ
- 主人公を見つけると退避を訴えるくせに攻撃を繰り出す、ピザのナイフ投げの的
- 子供とライオンに囲まれたサイコピエロ
などなど
今後が楽しみな奴らがウヨウヨだった
大丈夫かこの街?
普通に怖い現場
[気になった点]
- プレイに支障をきたす程ではないが、決定ボタンが✕ボタンの時と〇ボタンの時が混在している
- CEROZだけあって、それなりにエグい
- 子供の悲鳴がやけに生々しい
- ネズミに翻弄される(よく噛まれる)
関連記事
Party Rockets GT ONNMAN LIVE 「~beyond~」 -ライブ感想
6月25日開催
パティロケちゃんワンマン赤坂BLITZ に
参加してしました
思い出と忘備録
[Party Rockets GT]
最初にめちゃめちゃ失礼な事を言うと
スパガの幸愛ちゃんの古巣という印象だった
それが昨年末に初めてステージを見て
今年に入ってから、沢山対バンで
目にする度に、何か心に刺さるものがあった
今回の赤坂BLITZも即決でした(笑)
[パティロケちゃん×生バンド]
パティロケちゃんの曲はロック系?な
バンドサウンド全開な感じなので
今回のライブが生バンドと発表された時は
漠然と、めっちゃ合いそう~と思っていたが
実際は想像以上だった!
生バンドライブは楽器隊を見ているだけでも
楽しいけど、一曲一曲が更に底上げされ
推しジャンしてる場合じゃなかった
(新谷姫加の推しジャンは楽しい)
『イマジンな愛の歌』のリードギターで沈む
[キミと見た空]
今回のライブで一番心に残った時間
元々曲自体が大好きだったんだけれど
生バンド補正込みで「何だこれ」となる…
どストレートに突き刺さる曲を
節目のワンマンで、最高の盛り上がりで見る
それだけで、爽やかに崩れ落ちる事が出来る
そんな経験をする。あんなん反則だよ
[ライブが楽しい]
参加してる以上、当たり前かもしれない
しかし、その当たり前の気持ちを再認識した
パティロケちゃんのライブ楽しいよ!
生バンド補正で勢いを増した曲
めっちゃ楽しそうなメンバー
客が楽しくない訳が無い
個人的に大好きな
『革命センセーション』はしゃいで
(ちゃんとバンドも演奏パートあった)
『Dream on, Dreamers』ラスサビ前の
イェッタイガーから飛びまくったのが楽しくてな…
会場の赤坂BLITZ
[これから、が見たい]
パティロケがこれまで色々あったらしい
というのは小耳に挟んだ事がある
その期間を知らないにわかの僕だけど
こんな素敵なライブを見せて貰った今
これからが見たいなぁと、素直に思う。
最後のMCで見られた、メンバーの団結感
一つまとまって前に向かって行く感じ
この5人なら、12月のZepp Diver Cityも
大丈夫な気がしてくる
そんな、楽しさと自信を感じられた
ライブに参加出来た事が嬉しい
(一年前からZepp Diver City予約してたって
随分強気だな!w)
The Sexy Brutale ~第3の殺人からエンディングまで~ -ゲーム感想
The Sexy Brutaleをようやっとクリア
いやー面白かった。
きちっと測った訳では無いけど
プレイ時間は8〜10時間ほど
(人によってもっと縮められそう)
以下、中盤~エンディングまでの感想とレビューを
最後に、エンディングについて少し触れる
項目があります。ややネタバレ
基本的な内容紹介はこちらを参照下さい
[執事探偵はツラいよ]
本作の基本は足を使った探索と情報収集だ
部屋から部屋へ駆け巡り、ドア穴から盗み見
クローゼットに隠れて盗み聞き
時には、同じ1日をループする構造を生かし
特定の場所の張り込みだけに1日を費やす!
そんな執事衣装とも与えられた役割とも
ある意味不似合いな泥臭い戦いが続く
しかし、これがだんだん楽しくなってくる
[気持ちの良い謎解き]
本作の謎時は大まかに分類すると
- 屋敷の仕掛けを生かしたパズル的要素のあるもの
- 使用人の動きを先読みする、アクションゲーム的なもの
- 直感で何とか出来るもの
上記の3種類だろうか
そのバリエーションのおかげで
マンネリを感じず、楽しむ事が出来る
難易度もちょうど良く感じた
(仕掛けを解くものにはヒントがある)
個人的には、第4の殺人を解けた時が
とても気持ち良かった。
[時間というシステム]
ゲスト、使用人と全てのキャラクターが
決まった時間に決まった行動をする中
時間は、中心的な役割を果たす
それは死亡時刻やタイムリミットとして
プレイヤーを追い立てる無慈悲さを発揮する
一方で、行動が時間に管理されているので
その裏をかいたり、時間差でアイテムが
出現したと、プレイヤーの味方にもなる
そんな緊張感と絶妙さに気持ち良く弄ばれた
(平日もこんな速さで時間が流れて欲しい…)
[気になった点]
- 移動速度やちょっとした動作のもどかしさ(敢えて不自由にしているのかも)
- ヒントが与えられるものと、プレイヤーの試行錯誤に委ねられるものの差がある
- せっかく助けたゲストも、次の章に移ると、結局は死んでしまう
[まとめ]
本作は全ての出来事がリアルタイムに
同時進行していく。屋敷内を歩いていると
様々な音が聞こえる。それが何を意味するか
遊び進める内に分かってくるのが楽しい。
シナリオについて 。なぜ、屋敷の時間が
ループし、ゲスト達は殺され続けているのか
それについての解答と、そこに至るまでの
流れについて、満足出来る内容だった。
仮面舞踏会という設定とキャラクター
屋敷内の様々なステージ、BGMなど
まるで一つの劇を見ているかのようでもあり
ムービーなどを挟む事なく、二頭身の
キャラクター達が紡ぐ物語を見ているのは
PS1時代を彷彿とさせる懐かしさを覚える
[エンディングについて]
一つの悲劇から始まった物語
終盤に明らかになる真実と
エンディングまで流れは、どこか前向きで
清々しさのある後味がと幾つかの疑問も残る
始まりと終わりのきっかけが
同じ地点にある、という個人的に好きな構図
絶対直球女子!プレイボールズ 2周年記念 ダブルヘッダー単独試合 1部~2回表 灼熱の甲子園編~ -ライブ感想
6月25日開催
プレイボールズ2周年ワンマン昼の部 へ
参加してしました。
思い出と忘備録
[絶対直球女子!プレイボールズ]
名前は知っていたものの、初めて見たのは
今年5月のアキシブさん主催の無銭乱舞
その時のステージがめちゃめちゃに楽しくて
心に刺さりまくった時の気持ちが
今でも忘れられない
[球場に迷い込む]
当日の渋谷はあいにくの曇り空
そんな中、入場すると野球でお馴染みのBGM
沢山の自他球団含むレプリカユニフォーム
「あれアイドルのライブに来たんだよな?」
と思い込む、開演7分前
[あぁ野球の試合前だ…]
開演数分前にボールボーイの御二方が
ステージをトンボで慣らし出す(!?)
トンボとかいう物を数億年ぶりに目撃する
開演直後にダッシュやキャッチボールしたり
プレイボールズの野球度を思い知る
[これが試合]
あの一瞬一瞬が、忘れかけていた青春だった
そんなライブを味わう
昼の部、ノンストップライブで休む隙がない
正直、プレイボールズは対バンで聞いてきた
数曲しか知らない中の参加だった今回
一曲目の『絶対直球少女隊』から最後まで
めちゃめちゃに楽しかった
対バンで知ってた曲も初見の曲も関係ない
全部楽しませてやるよ!という熱量が嬉しい
『ダイビングキャッチ』が中盤に登板し
「それやるの早過ぎでは?」
という、にわかの考えを心地よく
スタンドに運ぶステージ
(セトリはリリース順だったらしい)
最初から最後まで熱くなりっぱなしだった
会場のduo
[これが青春]
ライブ当日の渋谷はジメっとした曇り空でも
ライブ終わりに、見上げたら青空が見えた
スカっとした心地よく、ひたすら熱く楽しい
「あの一瞬一瞬が青春…!」
そんな風に思えたライブに参加出来て嬉しい
メンバー7人ボールボーイ2人の全力ステージ
にわかなのに、心揺さぶられて仕方なかった
2部で色々発表があったみたいだけど
これから、行ける限りライブに行きたい
そう素直に思える、プレイボールズの熱さが
大好きになってしまった。
思い切ってワンマン参加して良かった
これから、一緒に走るよ!
凶悪 ある死刑囚の告発 -読書感想
内容紹介とレビュー
ジャンル:ノンフィクション
ある死刑囚の告発により発覚した
後に、上申書殺人事件と
呼ばれるようになる殺人事件
その内容と告発から裁判までの流れについて
告発を受け、取材活動を行った記者の記録
良かった点
- 担当記者の心情を挟みつつ、出来るだけ中立に事実に基づいている
- 事件の、一連の流れが分かり易い
- その内容が面白い
気になった点
- 事件自体は結構エグい
- 既にニュース等で本件について知っていると若干のネタバレ感は否めない
- 告発者も死刑囚だけあって極悪人
感想
[ノンフィクションの面白さ]
収監されている死刑囚が告発する
新たな殺人事件と、その首謀者
しかも、その犯罪は警察に認知されていない
完全犯罪であった。
そんな小説のような展開から始まる本書
小説に迫るような展開の連続は
事実は小説より奇なり
という言葉を体現しているかのようだった。
[存在した完全犯罪]
人が殺され、その不動産の転売や保険金から
利益を得る者がいる。しかも、そんな事件が
表沙汰にならないままでいる。
そして、それが現実として起きている。
これって結構怖いことだと思う。
自分が遭遇するかはいざ知らず
- 一連の工作をする環境にある者
- 殺害を躊躇なく実行出来る者
- 人間関係の希薄で、資産を持つ者
こうした者達が出会ってしまう事の
凶悪な悲劇と、悪質性を垣間見た気分だ…
[おわりに]
警察に認知されていない凶悪事件の数々が
告発と、それをきっかけとした取材活用で
明らかになっていく流れは、劇的でもある
しかし、その一つ一つの事件は実行され
奪われた命もある、現実の出来事だ。
それを思うと、ただ本書の面白さだけに
満足で終われない、何とも言えない気分を
味わう。
創作でない、ノンフィクションだからこそ
描ける事件がある
それを再認識出来た一冊
FBI心理分析官 異常殺人者達の素顔に迫る衝撃の手記 -読書感想
内容紹介とレビュー
ジャンル:ノンフィクション
FBI捜査官が全米の凶悪殺人犯との
面談や事件捜査への参加を通して行った
調査・分析の記録
良かった点
- アメリカの連続殺人事件を通して、殺人犯の心理を窺う事が出来る
- 各事件の概要と犯人についても詳しく
- 筆者の冷静で、あくまで事実を基に語る姿勢
- 素人にも分かり易く読み易い
気になった点
- グロテスクな内容の事件が多い
- 構成的には似たような流れの繰り返しである
- 本書の性格上、劇的な展開などというものはない
感想
[深淵を覗く]
本書に、登場する殺人犯は多種多様で
その犯行手口、動機、経歴、思想など
多くのページが割かれている
その内容を通し、かなり間接的ではあるが
殺人犯の内面に触れる事が出来る
それは明らかに常軌を逸したものから
幾分同感出来る動機が出発点なものまで様々
しかし、凶悪事件を扱う本書の仕様上
どれもこれも強烈な狂気を発している
その狂気に直に触れてきた筆者が
胸に刻んでいたのが
件のニーチェの言葉であるのは
実践に基づいた説得力しかなかった。
[調査と観察の積み重ね]
発生した事件と犯人の解説と
犯人との面談を含む調査経過とまとめ
本書はその積み重ねだ。
しかし、それでも不謹慎であるが
犯人の数ほど、事件や手口も個性を
帯びており、飽きさせてくれない
その中で明らかになっていく
- 幼年期の劣悪な家庭環境や虐待
- 殺人へと導く空想の変遷
- 秩序型と無秩序型の分類
などなどの傾向や共通点
本書の初版は1994年との事だが
現代でも活用される知識が
既に見出されている事に驚きと歴史を感じる
[犯人の処遇と死刑について]
最後に、筆者は本書に登場するような
凶悪殺人犯を死刑にしておしまい、ではなく
隔離施設に監禁しながら今後の調査に
役立てるべきとの意見を書いている。
恣意的な見方をすれば
殺してしまうより教材として役立てるべき
という、ある意味合理主義の局地のような
考え方は新鮮でもあり、ある意味死刑よりも
犯人を人間扱いしていないような気も
するのは気のせいか
[まとめ]
本書は事件や犯人に対する調査と研究に
大きくページが割かれており
それが、ただの連続殺人事件名鑑で
終わらない所以でもある。
収録されている事件は結構ハードなものが
多いが、凶悪殺人犯の心理に触れる
という意味で、読んでいて面白かった。
筆者はニーチェの言葉を掲げているが
本書内では、深淵の側にいるような面が
見え隠れしているのが何とも言えない。
[余談]
解説にて触れられているが
凶悪殺人事件(日本で言う快楽殺人)の犯人は
圧倒的に白人が多いらしく、実際に本書で
取り上げられる事件の犯人も白人男性だ
様々な面で世界をリードしてきた白人に
そんな猟奇的な悪因が密かに備わっている
としたら、少し出来過ぎていないか