最近床が友達!

日々の労働が辛い僕の体験まとめノート

『黒い家』 -読書感想

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ジャンル:ホラー

 

ミステリ小説欲が一段落したところ、今度はホラー小説欲が激増中

角川ホラー文庫、懐かしい

初めて読んだ小説が、リングでした。

 

感想

10年くらいに1度読んだ事があるけど、今回改めて読んでいて、終盤のシーン以外ほぼ全て内容忘れていたw

なので、気分は新刊。ラストを知っていても十分に面白かった。

 

保険金は人間に付けられた賞金なのか

本作は、所謂保険金殺人を巡り、保険会社に務める主人公がその請求人に追い詰められていく

 

それって、ホラーでなくミステリーなのでは?と思ってしまうが

これが中々にホラー。それが有名な作品である由縁でもあるかと

 

読んでいた当時は言葉すら知らなかったけど、サイコパスを扱った作品だなーと思う

保険金を得る為に、家族を殺し何食わなぬ様子で支払いを請求してくる。それも何度も。

そんなサイコに、職場・家・恋人まで含めて徹底的に粘着、ストーキングされたらどうなるのか

 

保険金というシステムにより、人間を賞金首のように扱う恐ろしい人間が確実にいる

という点をしっかり描いてるのは、まさにホラー小説

 

おわりに

本作の発売は90年代であるけど、サイコパスという言葉が浸透し、所謂通り魔的な残虐事件も経た

今の時代に読む方がむしろ、楽しめるのではないかとも感じた。

『EDGE』 独特の不気味さが魅せる世界の結末 -読書感想

ジャンル:サイエンスホラー

 

アメリカで発生するした失踪

πの数値の変化

宇宙観測での異変

 

今後を展開を期待させる、そんな要素が散りばめられ始まる本作

 

最愛の父が失踪した過去を持つ、フリーのジャーナリスト 冴子

 

彼女が、静岡県高遠で発生した一家失踪の調査に関わったところから物語は進む

 

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不可思議な失踪事件というのは、今も昔も心惹かれるもので

2ちゃんねるなどで、そういったスレをよく読んでいていた僕は一気に惹き込まれてしまった

 

特異な失踪事件がただ重なっただけと思いきや、そこに法則性があるらしい事が浮かび上がってくるところから

一気にエンジンが掛かってく。失踪事件と冒頭で提示された伏線がどう重なっていくのか?

 

上巻と下巻を跨ぐ、100人もの人間が1度に失踪する大事件を機に

ストーリーは大きく転換する

 

本作は一貫して科学的な要素が下敷きになっているけど

上巻は、霊能力者が登場したり、失踪現場に立ち会うシーン、冴子に訪れる影や予感などはどちらかと言えばオカルト的な面が強い。

ホラー小説を読んでるなぁと思わせる

 

下巻からは一転して、科学的な面が強く顔を出す。本作で描かれる現象の正体と結末について、一気に読ませる勢いがある

 

ジャンル的には終末系になるのだろうか

上下巻を通して読んできた人物達、それぞれの顛末は、何故かサイレン2の分岐エンディングを思い出す。

 

鈴木光司の小説を読むのはループ以来かな。その時も、SF的な科学要素が詰め込まれていたけど、本作は、更にリアル寄りな感じを受ける。

子供にやたら物理とか自然を解説する父親も

共通点か

 

この世界の相が転移する結果、我々の世界を支える常識や法則が崩壊し消滅してしまうとう

中々スケールの大きな話は、普通のホラーを期待すると肩透かしかもしれない。

全編に漂う雰囲気はとても良い。

 

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結末について

本作の登場人物達は、世界が消滅する間際に現れる、ワームホールによって脱出していく

 

主要人物である羽柴達のグループが、ワームホールで飛ばされる先がマチュピチュであり

それがマチュピチュの謎の一つである、住民がマチュピチュを去る際に残された遺骨(犠牲者)の正体であるという示唆は

この手のループもののバッドエンド的なオチとして、とても好きで、ホラー感もありゾクゾクした。

 

しかしその反面、冴子に関しては、破滅の可能性の高い羽柴に対して啖呵をきった割に

ワームホールを抜けた後の世界で、赤ん坊としてもう一度父親の子供として生まれるという

これもループものの定番ではあるとはいえ、正直がっかりした。

ワームホールを抜けた世界がどんな世界かは明かされていないが、現状一番良い目にあっているからだ。

 

多少不気味に感じる事は出来る部分も、好意的に見ればなくはないが

本作のような展開をして、1人勝ち感のあるこの終わり方は個人的にイマイチだった。

 

おわりに

序盤の失踪事件から始まり、最終的には宇宙の消滅まで辿り着く壮大な内容だが

全体に漂う、どこか薄暗い雰囲気がとても良く、特に謎が少しづつ明らかになりそうな中盤辺りは

ホラーとして、科学とオカルトの混ざり具合が絶妙だった。

 

 

ルパンレンジャーVSパトレンジャー 5話の感想

先週の予告から、新アイテムの販促回なんだなーと漠然と思っていたら違った

そんな回だった

 

重要なテーマをぶっ込むスタイル

単なる販促回と思わせて、ストーリーの重要そうなものをぶっ込んでくる

そんなスタイルが素敵だなぁと関心してしまう

 

違うルパンコレクション

戦隊側とギャングラーの使うルパンコレクションが異なっているのでは?

 

正直、お話の都合かと思ってた、そもそも気にしてなかったこの点が

ギャングラーの、敵側のキャラクターから投げかけられたのがとっても面白い

一つの謎として深みが出るし、この問いの先がどうなるか楽しみになる

 

というより、単純に未解決事件とか見ててゾクっとする感じを味わった

その感覚が鮮烈だ

 

正義の行方

次に刺さった場面

ルパンレッドとパトレン1号がタイマン張りながらお互いをぶつけ合う、VSものとして期待していたシーン。

 

いきなりそんな核心に触れる事するっ???と言うのが素直なところ

大事な人達を失ったルパンレンジャーの背景を知っているけど

この法で管理された世界に生きる1視聴者としてパトレンジャーの仕事も分かる

 

5話にしてそんなジレンマが炸裂する

戦隊ものだから~とかロボ戦カッコいいから~とかで誤魔化せない

この部分をどうするのか期待してしまうよ。制作側から、ここまで突っ込んできたなら

 

多分、ルパンレンジャーが芯でそれを否定すると言うのかな

問いを投げ掛けていくのがパトレンジャーかなという感想を抱く

 

と言うか、単純にガチンコでぶつかるレッドVSレッドがカッコいい過ぎる…

 

おわりに

今後の柱となりそうなテーマのチラ見せもあったけど

 

戦闘シーンのカメラワークとか、幹部の初対決とか

ルパンレンジャーがパトレンジャーのVSビークルに乗って

パトレンジャーがルパンレンジャーのVSビークルに乗り戦う

そんな予想外の展開もあり楽しかった

 

今週も面白かった。

来週とこれからが楽しみになる回だった

 

仮面ライダービルド26話の感想

今週もめちゃめちゃ面白くて、ビルド好き感が上がってしまう

 

帰ってきた代表戦

本当にビルド世界の日本はライダーバトル生中継が大好きらしい

それはともかく以前の北都といい、勝てるポジションにいる立場にとって

これだけ条件の良いものはないだろうなって思う。軍を動かすより数人の代表で

圧倒的な勝利が決まる訳だし、勝った後の理由付も簡単だし

 

今週の万丈龍我

最初のスパイ監視モードはうざい時のそれ彷彿とさせたけど

スカイロードでの猿渡の会話やトレーニング提案、そして来週の噛ませ感まで、すげえ好印象で

お前そんな役割まで出来るようになったのかよ…と謎の親目線を覚えてしまう

 

仮面ライダーグリス

死ぬ程カッコいい

めちゃめちゃにカッコいい

 

今週はアイドルオタク分が控え目でも、代表戦でその何倍も魅せてくれた…

ビルドが参戦する関係で東都側は1敗が必要だから、見てて結構心配してたんだけど

三羽ガラス達のドッグタグを握りながらの逆転劇に熱くなってしまう。こんなん朝から見たら日曜ダメになってしまう

 

正直、北都編のゲスト的な立場かと思ってたあの頃から、随分遠くに来た。

演者さんの演技も相まってグリスすげえ好きだ。

まだ中盤でこんだけ魅力を詰め込まれてる回が多くて、これから退場疑惑があって怖い

 

しかし、北都編から見てたからこそ

「背負ってるものが違う」

というセリフがすごいグッとくるよ…

 

やっぱりなスパイ

あの面子でスパイがいると言われたら…と思ったら真っ先に浮かぶ(前科あるし)

そんなネタばらし。難波重工洗脳スクールにいた頃の映像は何か怖かった

 

次週もひたすら楽しみ

相変わらず予告の見せ方が上手い

ちょー楽しみ

ラビットラビットも、ギアリモコン合体の戦闘も

ビルドの前に録画で見てルパパトで予告バレされたのがなー!(リアルタイムの放送順で録画見てたらネタバレにならなかった)

 

おわりに

途中であった、総集編パート

演者が当時の映像に感想付けるタイプで何か懐かしくなった

 

Pimm’s 東名阪ツアー2018~LIVE is A GAME~ マイナビBLITZ赤坂 -ライブ感想

3月7日開催

Pimm’s東名阪ツアー東京公演に行ってきました。

 

赤坂のBlitzがまた好きになるそんな

めちゃめちゃに楽しくて良きライブだった

 
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Pimm’s

初めて見たのは、2年くらい前の吉祥寺で

その時に通ってたアイドルさんの主催対バンに参加してたのがはじめましてだった記憶

曲もステージも特典会の感じも一つ抜けてた思い出

 

それから、ライブ見る機会がなくて、昨年の対バンライブで久しぶりに見られて以来

改めてステージが好きになって、スケジュールが合えば通うように

 

楽しい!と初めて!を味わう

そんな感じで、ファンとしてはにわかな自分なので

正直今回いきなりワンマンで大丈夫なのかなとか思ってたけど、全くの杞憂でした!

 

知ってる曲は更に楽しく、初見の曲はしっかり見られる。

そんな二つの楽しみ方が出来て、ある意味で良いライブの楽しみ方が出来たなーと

 

やっぱりにわかだから、曲もステージもそうだし、客側のノリとかそういうのも初見的なところが多くて

それでも、過去の対バンで聞いて好きだった曲が来た時は嬉しかったし

MCでメンバーのキャラみたいなのを見られた時は楽しかったし

 

そういうの良かったなぁ

 

Dress Me Up

個人的に一番のハイライトでした。

 

サビ終わりにサークルしてわちゃわちゃするやつ!

サイコーに楽しかった!

 

当日は何となく、少し大人しく見てようかなとか思ってて

実際そんな感じで見てたんだけど

サビ終わりの、あのタイミングでサークルが出来てくるのを見て

突っ込まざるを得なかった(笑)

気持ち的に行くしかなかったし、超楽しかった!

 

位置的に、その時はステージを見られなくて申し訳ないなーと思ったけど

ああいう、上がる曲に馬鹿になれる瞬間が好きだし、アイドルさんに感謝しかないなーって

 

これから

MCで宣言された、目標は武道館

僕はにわかだから、その受け止め方についてどうこう言えないけど

ライブやMC通して、Pimm’sがめっちゃ好きになってしまったし

活動が続いてくならついて行きたいなーと思う

 

イメージに反して泣きまくってたり、それを弄ってたり、妹感が凄かったり、雑にパワハラされてたり等々

そんなメンバーさんの姿良かったなー

 


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おわりに

最高のワンマンを見せられると、すぐ好きになってしまうのオレ法則健在で

今回もご多分にもれずPimm’sめちゃめちゃに好きになってしまった。

 

なんて言うか、あんなライブが出来るのに平日なのは勿体ない!

次の日も仕事があったけど、それでも帰ってから寝るまでライブを振り返って元気貰った

 

 

アンコールと挨拶が終わって、帰り支度して会場外のモニターを何となく見てたら 

まさかのダブルアンコールが始まって、走っていったあの感じと

開演前にドアの近くにいたオタク達が話してた

「Pimm’sも何かすごいとこまで来ちゃったなー」

って会話が忘れられない

ルパンレンジャー VS パトレンジャー 4話の感想

急にきたパトレン3号回

 

戦隊ものなのに、100%キモオタの目で見てしまう

 

パトレン3号が可愛い過ぎる

キモオタなので、この感想に尽きます。

 

OPのギャップを匂わす映像とか、声の低い男っぽい言葉遣いの設定とか

担当回が楽しみな気しかしなかったけど、実際それ以上で

本作の可愛い担当はイエローなのかなと思っていたから余計

 

実際、男のように任務をこなし、パトレンジャーとして活躍する姿だけでなく

こういう一面があると、見た目以外にも女性がメンバーに加わってる感があって

あざとくても、作品に幅が出るのではと思う

 

今週も陽気に犯罪ギャングラー

オブラートに包んでも人身販売

しかも、オブラートに包んでも女子供がターゲット

 

脚本や声優さんの演技補正があっても、やってる事はすげえギャング

あのぬいぐるみのイメージは、奴が考えたのだろうか…

 

グッドストライカーさん過労死

今週はパトレンジャーと合体した後に、ルパンレンジャーと合体を見せてくれた。

いくら自由でも、発売週には逆らえない

 

何となく、そういうシーンもあるんだろうなぁとは思っていても

実際に作品内で見られると、二つの戦隊でシェアしてる設定が、これからどう生きてくるのか楽しみになる

 

市街地も良いけど、森や山でのロボ戦も特撮感あって良き

 

おわりに

今回はパトレン3号回であると同時に、1号の掘り下げ回であった気がする

訓練生時代の同期だったり、3号のぬいぐるみ好きを普通の話題のように話しながら

どら焼きを食べる姿で、何となく1号の人となりが分かるような

 

どちらかと言うとルパンレンジャーがメインみたいな中で

先週に続き、パトレンジャー側も色々描写が色々増えてきて楽しい

 

パトレン3号はルパンイエローとの絡みみたいなのもありそう

 

今回も面白かった。

 

 

 

 

以下、先週中途半端に書いてた3話の感想供養

 

逃げる怪盗と追う警察

ルパンレンジャーのビークルが空を飛ぶのに対して

パトレンジャーのビークルはゴリゴリの陸地走行なのが良い…ていうか道路広いな!

 

やっぱり怪盗には空を舞って欲しいし、警察にはパトカーで追っかけて欲しい。そんな希望が叶えられてます。

サイレンが光る乗り物って何であんなにカッコいいんですかね

 

組織と個人技

それぞのスタンスや合体技等を見ても、警察と怪盗の違いをそういった部分でも

差別化しようと感じられて、今さらながらマジで2つの戦隊を同時でやる気なんだなーと

 

僕もパトレッドとは合体したくない…

仮面ライダービルド 25話の感想

今回盛り沢山過ぎた…

2話くらいかけてやっても良さそうな要素が詰め込まれていた気がする。

終盤って訳でもないのにー

 

平成ライダーを初めの方から追うのは、実は久しぶりなんだけど

最近はこんな感じなんだろうか

 

今週の黒い要素

子供をマインドコントロールして、忠実な兵士にしてるとかいう闇設定

 

パンドラボックスを手中に収めた後は、軍需産業で攻勢を掛けるみたいなノリだったけど

この感じだと、パンドラボックスが発見されなくても、いつかクーデター起こしてたのでわ?と思ってしまう。

ビルド世界の我が国は不穏

 

覚醒アイドル

何か思っていたよりも強大な力を持っていたみーたん

ローグ一行を追放する時の、仮面ライダーいらない…感が半端なかった

 

何か、地球も滅ぼして全てリセット!ラスボスはみーたん!

みたいな展開も覚悟しておいた方が良い気がしてきた。

 

今週のマスター

普通に絶縁してもおかしくないような経緯があった筈なのに

連絡先を知ってて、呼べば会いに来てくれるとか実は仲良しなのでは…

 

やっぱりダメだった三羽ガラス…

一緒に農場に帰る姿が見たかったカラス…

また猿渡の背負う悲しみが増えてしまった。

 

清々しさすら覚えるくらいに3人退場させる脚本の切れ味が怖い

 

盛り沢山の戦闘シーン

ドラマパートだけでも盛り沢山だったのに、戦闘パートでも見所が多かった。

 

西都の3人と東都の4人と、今いるメンバー全員参加の中

ローグがスチームブレードを、クローズがビートクローザーを使っている何か懐かしい楽しさや

それぞれが、きっちり必殺技やキックを繰り出して画面的にも派手で面白かった。

 

ビルド、クローズ、グリスの3人同時変身がめちゃめちゃカッコよかった…。

先週負けてしまったハザードフォームも、その凶暴さを久しぶりに見せつけてくれた上に

目がパリーンして来週に続くとかいう

 

クローズのキックに対して、ローグの対空サマソーが綺麗に決まってて笑った。

 

おわりに

今週も面白かったぞ。

 

グリスのネタパートとシリアスパートの落差が躁鬱めいている

また裏切り者でどうこうあるっぽいけど、これで猿渡がそうだったら、面白いけど

それ以上にひどい業を背負ったキャラが生まれてしまう…

 

代表戦再びとか、ハザードトリガーの対策やら合体?したギアリモコンのコンビとか

来週も面白そうです?