部屋の鍵を落として帰宅出来なくなった話
「人生、何事も経験」
そんな勇ましい言葉があります。
概ねその通りではあるんですけど
経験したくない事柄って沢山あると
思うんです。
そんな事柄の一つ
夜帰宅しようとしたら部屋の鍵を
落として帰宅出来なくなった
この間リアルで味わった
そんな体験のまとめ記事
[鍵がない]
その日は楽しいライブ帰りの日曜夜
翌日、月曜は休みにしてある
もうあとは帰って晩ご飯を食べて
酒を飲んで寝るだけ
もうルンルン気分ですね
そんな中でいつものように鍵を
取り出そうとしたら
「鍵がない」
一瞬時が止まったような気分になるも
いっその事カバンをひっくり返す→ない
ポッケやポストも全部漁ってみる→ない
さぞ綺麗に真顔をキメていただろう
[意外に冷静だ]
一人暮らし生活で最大に近い危機的状況
けど、実際なってみると意外に冷静だった
どうにかして侵入方法を考える
・端部屋なのでベランダからの侵入を試みる
→出発前の戸締りにより阻まれる
・管理会社に連絡を試みる
→営業終了のアナウンスを得る人生で初めて
管理会社に冷静にキレた瞬間だった
・「窓 壊し方」という、初めてアダルトサイトやハッカーになる方法を検索する中学生並の検索をする
→やっぱり知恵袋はクソだった
頭を過ぎる「詰み」の文字。まだ冷静だ
[見えた光明]
漫喫で外泊も視野に入れざるを得ない中
八つ当たりのように管理会社へ再度電話
先程、冷静にキレて電話を切った後にある
緊急問い合わせ番号を伝えるメッセージに
気付く
縋るように電話した結果、鍵業者を派遣して貰える事に
人生で初めて管理会社に感謝した瞬間だった
途中で電話切らない 自動メッセージで
もちゃんと最後まで聞く
とても大事
[金で買ったゴーホーム]
それから30分程、業者さんの到着を待ち
10分程の解錠作業を経て、無事帰宅
解錠作業を見学させて貰ったが
何ていうか「物理!」って感じの
解錠方法をでしたね
楽しい清算の時間
解錠費用は約17000円でした。
待ち時間に調べていた価格より大分違って
焦るも、もう払うしかない!
最近の業者さんはクレカ対応もしてるみたいです…
無銭で帰宅出来る素晴らしさと
かけがえの無さを知る上京n年目の成人男性
[対処方法と改善策]
管理会社や知人に連絡
- まずは管理会社に連絡を深夜で時間外のアナウンスが流ても最後までちゃんと聞くこと
- 近くに頼れる知人がいればその人に連絡してもいいかも(残念ながら僕は)
業者を呼ぶ事になった場合
用意するもの
- 免許証など本人確認出来るもの
- クレカ清算が嫌なら2万円程の現金
あと、個人的に勧めたいのは
もし、お酒が飲めてコンビニ等が
近くにあれば軽い飲酒
なぜかといえば
まぁ単純に精神の安定のために
鍵を落として帰宅出来ないって
中々に馬鹿らしくて
惨めで、自分の不注意っぷりや
急な出費にイラだったり
本当良くない感情に襲われそうになる。
それを避ける為にする
前向きな思考停止のためですね
勿論、業者さんとのやり取りが
待っているのでそれに支障が出ない範囲で
ですけどね
対策としては、
- 外出中の鍵の管理を更に厳重に
- 合鍵をもう一つポストに設置
以上、2点を考えています…。
[本件から得た感想]
人間の、家に帰りたいって欲求って凄いなと
正直、漫喫に泊まって翌日落としたと
思われる場所に鍵を取りに行けば何倍も
安く済んだはず
それでも、漫喫には泊まりたくない
その選択肢はない!
自分の部屋で晩ご飯を食べてシャワー浴びて
寝たいんだって、その欲求が驚くくらい強く
解錠費用を躊躇なく支払ったのも
「自分の部屋に帰りたい」という欲求の一心
そこまでして帰りたい場所があるって
こんなに素晴らしいことってないよなーと
一人暮らしだけど
ちなみに翌日ライブ会場に問い合わせたら
鍵の落し物はなかったそうで
どの道金で解錠しかなかったのが小さな救い
この件に対応してる時は
自分って意外と冷静なんだなと思っていた
しかしよく考えると、
窓割って侵入がそこそこマジな選択肢に
入っていた辺り全然冷静じゃなかった