ルポ トランプ王国ーもう一つのアメリカを行く ラストベルトから見た大統領選 -読書感想
ジャンル:新書、ノンフィクション
概要:昨年のアメリカ大統領選挙
トランプへ投票した人々の姿を映す
トランプ旋風やアメリカ大統領選挙を扱った
書籍は本当に山のように出ている中
本書の切り口が新鮮に映る
内容紹介
トランプ支持者とは?
日本でニュースを見ているだけでは
といった漠然としたイメージはあるものの
実際はどんな人達なんだろう
その疑問の1つ解答を見せてくれる
インタビューによる支持者への取材を中心に
現在のアメリカが抱えている問題と
もう一つの旋風を起こした
民主党のサンダース候補にも触れ
今回の大統領選挙の傾向とデータの提示
そして、今後の予測と問題提起
といった内容で
トランプサイドの視点を盛り込んだつつ
大統領選挙の一側面を
物語のような良い意味の軽さと
考えさせられる内容
感想
[トランプ支持者とは]
本書から得られるトランプ支持者の実像は
アメリカファースト主義者でもなく
人種差別者でもなく
日々、真面目に働いているのに
生活が徐々に悪くなっていく
産業が共に街が廃れていく
そんな環境や生活事情で苦悩する人達であった
[一つの希望に惹かれる]
トランプは演説では具体的な言葉語らず
ただ、大きなメッセージを繰り返すだけだと
筆者は指摘している
しかし、実際色々苦悩している時こそ
具体的な手順より抽象的でも
明るさを感じられる言葉に惹かれてしまう
普段生活していてそんな経験もなくはない
むしろ、多くの人がそんな状態になってしまうような
職業政治家に対する不信が蔓延し
アウトサイダーのトランプに託してしまうような
ギャンブル的な選択肢が現れてしまう
今のアメリカ社会の問題が浮き彫りになっている
[トランプはその希望に応えられるのか]
筆者は選挙期間中に見たトランプの性格や
実業家時代の問題を挙げ、難しいとの展望を描いている
僕も、何だかんだでトランプは富裕層の人間であるし
支持者の期待には応えられないのでは、と思う
今後、注目すべき事柄
また、この内容に関しては
著名人のトランプ政権に対する懸念や
民主主義の危機というような記事も抜粋されている
[民主主義とは]
その流れから、民主主義とは何かという問題にぶち当たる
現状に不安な不満のある人々が
その気持ちを代弁し、それを改善すると訴える候補に投票し
世の流れを変える
こう書くと、民主主義がちゃんと機能しているように思える
しかし、実際は民主主義の危機とか
誤った選択をしたかのような印象の報道がされている
(ヒラリーの方が得票数が多かったとか言うのは
そもそも、そんな結果が予想されるような選挙システムを
改善せず採用している時点で意味が無い)
じゃあ、仮にこの選挙の選択が誤りであったとして
そんな誤った選択をさせる候補者が当選するような
民主主義の一つの結果を生み出す原因となる
アメリカの半数近い人が感じる
歪な社会を作って来たのは
同じく民主主義で選ばれた人達でもあり
民主主義って本当に優れたシステムなのかと
疑う事すらしてしまいそうになる
[トランプ政権に対する懸念]
そんな事を言っていても、やっぱり少し先行き不安であって
本書でも様々な懸念が示されているけど
個人的に特に気になったとが
「事実を重要視しない」
ということ
大統領に当選後の今
「フェイクニュース」「オルタナティブファクト」とかいう
ファンクな言葉がニュース番組を見ていても普通に飛び交うこの頃
先の懸念は、何か大事なものである気がしてならない
(フェイクニュースに関しては、言われるメディア側も
責任が全くないとは言えないところはあると思うが)
[まとめ]
正直、トランプとその支持者に関しては
色物のような印象を抱いていた
しかし、大部分のトランプ支持者は
自分の普段の生活に根ざした
それを顧みた、きちんとした考えを持ち
支持をしていた。
インタビューが中心の本書では
その様子が、とてもよく感じられる
ニュースに出てくるような変に過激な人でない
ちゃんとした人々の考えやその環境を知るには
お勧めの1冊
この記事を書いている今のトランプ支持率は37%
入国規制とか早速色々始めたけど
本書に登場したような支持者は何を思うか
続編を希望したい
[以下、雑感]
・食堂やバーで忌憚なく政治を語ったり
誰に頼まれた理由でもないのに
自発的にグッズを作ったり、電話で活動したり
そんな身近に根付いた民主主義の気風が
羨ましくも感じた
・日本に住んでいると移民については
イマイチぴんと来ないところがあるが
ある女性が話していた
「街にはスペイン語が溢れ
看板やスーパーの商品にも英語より先に
スペイン語がある」
という状況を自分に当てはめると
その違和感に気付く
・ある白人男性が言っていた
「政治家は、どの業界の援助を受けているか
分かるように貼り付けておけばいい(F1みたいに)」
という言葉が最高にロックだった
森永乳業presents SUPER☆GiRLS 3期メンバーLIVE TOUR〜修行中〜
3月25日開催
SUPER☆GiRLS3期生ちゃんのツアー東京公演に行ってきました。
オサレタウン青山に初上陸。
思い出と防備禄
[スパガ3期生]
昨年6月に加入した
SUPER☆GiRLSの新メンバー5人
何だかんだでお目にかかるのは今回が2回目
会場に入ると既に沢山の人(開演10分前入場)
会場後方の真ん中辺りに構える
僕はアイドルオタクに転げ落ちた始まりが
スパガだったので、曲も一通り知っている中で
3期生ちゃんがどんなステージを見せてくれるのか
純粋に楽しみでした。
そんな事を考えながら迎える開演
曲は既に知ってるスパガの好きな曲
ステージに立ってるのは5人でのステージを初めて見る
3期生ちゃん達
スパガのライブを楽しみながら
また、どこか違う新しいユニットのライブに参加しているような
そんな新鮮な感じが心に残る
[ユニット感が堪らないスパガ3期生]
最年長でリーダー格のはずなのに、噛みまくったりしつつも
曲の大事なパートはしっかり決めるさくちゃん
3期生の5人だと、センターの位置がとても映える
夢梨ちゃん
ちょっと温度低いようで、きっちりパフォーマンスを
魅せてくれる最年少のしおりちゃん
ちょいちょいマイページさを発揮しつつ
全編を通して存在感のある蛍ちゃん
MCを積極的には引っ張ったり
ライブでも印象深いルナちゃん
(ギラレボの、ルナルナルナルナちゅー、が最高に楽しい)
そんな5人の、この活動でだからこそ見える姿が
とても良かった。
個人的に、アイドルユニットは
5人前後が好きなのもあって
3期生ちゃんの活動はこれからも続いて欲しいと思った
この5人、まだまだ伸びる感じがすごくするし
本当に今後も頼む
[ここで会ったが、ギラギラRevolution]
ギラギラRevolution
忘れられない曲です。
ラジオ流してたら、偶然流れてきて
それがきっかけでスパガを知ったので
最近ご無沙汰で
今回のライブで久しぶりの再会
イントロが流れる→ぶち上がる
色々思い返してよく分からない気持ちになる
やっぱり最高。この曲が原点!!!
という気持ちでいっぱいになる
そういう体験を出来ただけで
今回来れて良かった。
華麗なるV!CTORYではフリコピしつつ
ステージから指さされる度にドッキドキだったり
(立ち位置的にちょうど真ん中だった)
ラブサマ!のライブでの楽しさを知ったり
新メンバー5人でのライブなのに
スパガ曲の良さを再確認出来る
そんな楽しさが嬉しかった
会場の、青山RizM
[アイスと青山とスパガと]
今回のライブツアー
森永乳業presentsという事で
なんと、終演後にアイスを無料配布とかいう太っ腹
(スパガ3期生ちゃんがPR動画とかやってる)
今回は夢梨ちゃん担当のMOWを
ライブが終わった頃には日も暮れて
少し冷たい風が吹く中
青山ツインタワーの真ん中にある
広場で今日のライブを振り返りながら
食べるアイスが美味しかった
酒と違ってそれなりに時間が掛かるから
よりライブを振り返りつつ余韻に浸れる
多分向こうはそんな事を考えてないだろうけど
その時間が貰えて良かった
今回は後方エリアだったし
大人しく参加かと思ったけど
ライブ開始から熱量が高くて
コールもガンガンだったし
久しぶりのスパガライブを最高に満喫してしまった
MCパートの企画コーナーとかも
良い意味での手作り感があって
そういう意味でも楽しくて良いライブだった
あみたさん卒業とかで、どうなんのって感じだったけど
スパガまだまだ行けるって思えた
初めて歩いた青山の街、最高のライブ
ライブ後に食べたMOW
全部良い思い出になりました(^人^)
先週末に作ったプラモ HGUCガンダムF91/HGBF Hi-νガンダムインフラックス
現在積みプラ紹介キャンペーン中
小型MSなので、作っててびっくりするくらい小さい
可動や基本武装など、そのミニサイズを感じさせないのは
正直凄いと思う
頭部と肩部フィンの差し替えで両形態を再現
全体的にプロポーションもよく各種ギミックもあり
良い意味で、その小ささを感じさせない
その反面、頭部や胸部のバルカンや
足首アーマーなどの目立つ部分の
オレンジのパーツは色分けされてなかったり
良くない意味でも、そのサイズを実感する
しかし、F91本当にカッコイイ
お次はHi-νガンダムインフラックス
普段の週末はだいたい1個しか作れないのに
3連休パワーすごい…
これでもかってボリュームがイカス
黒×グレー×白の配色が引き立つ
ボリュームのある機体なので
各部をぐわっと広げるだけで迫力が出る
ベース機のHi-νガンダムとはまた違うカッコ良さがある
ハッタリの効く武装パーツとその機体デザインが魅力
あと、実際に作っていてスミ入れをするのが楽しかった
ディティールの入れ方がスミ入れすると
映えるように感じられた。
その反面、魅力的な背負い物をしているけど
ヒールが高い事もあり、設置性は中々厳しく
バインダーが外れやすい
あと、Hi-νブレイブの感想パーツを含め
余剰パーツが大量に出るのが気になった
(余剰パーツは人によりけりと思う)
プラモの記事もこうやってたまに上げていきたいなー
アイドルジェネレーションvol.45/渋谷で対バン
3月19、20日開催
感想2本立てです。
両方L☆5入場
アイドルジェネレーション vol.45
何だかんだで初めての参加
会場のWWW X
初めましての会場だったけど
全体的に綺麗でフロアのスペースも
ちょうど良く好印象
ただ、住むのは難しそう
[アイドルさんの感想]
・じぇるの!
昨年末の吉祥寺以来2回目のライブ
1曲目から楽しくて
ちゃんと曲覚えたら化けそう
りらちゃん頑張ってて良かったなぁ
・atME
初見
みんなすごい可愛かった…
曲も初めてなのにノリ易く
オタクの騒ぎ方も面白くて
好印象
もっと対バンとかで
ステージ見たいなーと思う
こういう発見も楽しみの1つ
こちらも昨年末以来
その時から良い曲持ってるなって
感想があったけど
今回はまた初めて聞いた
1曲目の「勇敢な恋のセレナーデ」が
深く刺さる。新曲も良き
目当てだった「Stare」は聞けなかったけど
以前より、もっと好きになってしまった印象
ありえるちゃんのステージが
久しぶりに見られて嬉しかった。
・ベボガ(虹のコンキスタドール黄組)
名前は知ったけど初見
虹コンとは全然カラーが違って
体育会系的な熱さが良かった
曲もライブも楽しくて
こちらもこれから対バンでいると
嬉しいなーと思う
カッキーン!ってコールが忘れられないし
次は自分も入れたい
会場に入ったら、うららのEDの曲が流れていて
ナンデ?と思っていたらルーチェの曲でした
初見でも楽しませてくれる曲と
フリコピの楽しさが良かった。
ルーチェだけじゃないけど
同じAJ関連でもみんな違って楽しいなー
っていうのが一番の感想かもしれない
WWW Xからの帰り道
アイドルのライブを終えてから歩く
センター街の良さみたいなものを改めて感じる
渋谷で対バン
昼からアイドルのライブ
早い時間なので気合い入れ
道玄坂のライブ会場付近で路上飲酒するのも
板に付いてきた気がする
[アイドルさんの感想]
・チアチア
ネバギバ!が聞きたくて来たら
1曲目で歌ってくれて嬉しかった
・Dorothy Little Happy
かなちゃんが療養で活動休止のため
まりちゃんのみのステージ
まりちゃんの歌声は相変わらず素敵だし
ダンスも綺麗
オレモー!するのも楽しかったけど
やっぱり、かなちゃんの復帰が待たれる
今回は時間も短くて
アイドルのライブと
渋谷の路上で飲酒する昼下がり
という経験もしてしまった
渋谷でも穏やかな昼下がりって
あるんだなーと
ドリンクチケットであったheineken
帰り際に貰って飲む
今回のイベント
出演5組中3組が解散予定らしくて
他にも最近はアイドルの解散報告を
よく見るし、すごい流速の世界だなーと
heineken飲みながら思っていた
同じ建物で18日開催された
OTOPAREは勢いがあったり
安定した活動をしてるアイドルさんの
集まりだったから余計
重大発表
大事な発表
最近これ系の言葉が怖くて
仕方ない問題
最後にこの2日間のお目当てさんの感想を
L☆5(From 愛乙女☆DOLL)
みーさんと里織菜ちゃんっていう
中心2人が舞台でいない中での
期間限定グループ内ユニット
といっても、全然悲しい感じとか危機感とかは
(オタク的には)全然なくて
先週の日曜に急に現れたかと思ったら
このライブで千秋楽を迎えてしまった(笑)
愛乙女☆DOLLはライブが本当に楽しくて熱くて
初めてステージを見た時から
すぐ好きになってしまったグループ
今年入ってから機会が合わなくて
全然行けてなかったのに
L☆5は3回も行ってた
人数が少ない分色々変更点があって大変でもあったと
メンバーは言っていたけど
参加したライブは全部楽しくて、本当に良かったし
いつもとは違うユニット感もあって好きだったな
今週からはまたフルメンバーでの活動ということで
早く7人のステージも見たい
L☆5のみんなお疲れ様でした!
次はフルメンで!
OTODAMA×POP PARADE OTOPARE
3月18日開催
OTOPAREへ行ってきました。
久々のアイドルフェスで3連休の初日
否が応でも気合いが入る
と言いながら10分程の遅刻して会場着
正直、13時半スタートだし
色々余裕でしょって思ってました
完全に間違いでしたね
入場した時は既にまねきケチャさんの
ライブが始まってたのですが
もうすごい沢山人が来てる!
午後の早い時間スタートとは思えない熱気!
改めて気合い入れました
当日のタイムテーブル
[TSUTAYA O-EASTに住む]
今回は初見と既にライブ経験ありのアイドルさんが
半々くらいの割合
全部見ると6.5時間O-EASTに住むスケジュールでした
流石に1階は休むところはなかったけど
2階は結構余裕があって
休憩にはあまり困らず、住みやすい会場だったかと
[多種多様のアイドルに呑まれる]
最近ライブめいてて、今日序盤一番の楽しみ
曲も覚えてきたから、オタク出来るようになったけど
今回は周りがアウェー気味であんまオタク出来ず
それでもパティロケちゃんのステージは良かったし
新谷姫加ちゃんの可愛さは変わらない
・大阪☆春夏秋冬
名前だけは知ってて気になってた
「すげえな…」というのが正直な感想
良い意味で、この人達何でアイドル枠なんだろうとか
特典会って言葉がMCで出る度に違和感を覚えるくらい
歌もダンスもレベルが高くて
特にダンスに見入ってしまった
他のアイドルさん達にはない
一つ一つのステップを追い掛けてしまう感じ
また好きなアイドルが出来てしまった
・Pass Code
個人的に後半スパートの1発目だったので
初見なのに、前方よりにスタンバイ
戦争だった
あんなに絶え間無くリフトが生まれては消えて行くライブを
初めて味わった
会場全体がおかしな熱さに溢れれて
オルスタライブの醍醐味をまた一つ知ってしまった
曲の切り替わったタイミングも分からない
体感時間も分からない
ただ、よく分かんない熱さと楽しさに溺れる
そんな時間でした
・神宿
昨年末のZepp Diver City以来の神宿
グループの勢いが感じられるステージ
神宿レンジャーを相変わらずぶち上がりながら
いつも同じタイミングでミスるフリコピしながら
(そろそろ修正したい)
なっぴーに推しジャンしまくって
やっぱり神宿、好きなのかもしれないと思う
・わーすた
昨年末くらいまでは、多分一番推してた
新曲が出る度に曲が刺さらなくなり
熱が無くなってた近頃
「やっぱ、わーすたちゃんだな」
って思う、熱無くなってたとか
すげえ申し訳なくなるくらい良いステージだった
セトリが刺さってた曲が中心だったのもあるけど
何か、フリコピもするし名前コールもするし
推しジャンもするしクソみたいなドルコールもするけど
「ちいさな ちいさな」みたいに
聞く場所、見る場所っていうのもちゃんと感じられて
アイドルのライブに行くっていう事の良さを
全部体感出来た気がする
4月のZepp Diver Cityのチケ取ります…
・アイドルネッサンス
トリ前だから、少し下がって見てたけど
ステージが良すぎて前に行ってた
多めの人数が良く反映された迫力のあるダンスや
曲の良さ(後で知ったけどカバー中心なのな)
煽りの上手さに乗せられてめちゃめちゃに楽しんでしまった
また好きなアイドルが出来てしまった
・Cheeky Parade
本日のトリ
好きだけど、イマイチ予定が合わなくて最近は行けてなかった
初っ端に、チィキィファイターのイントロが流れ初めて
そこで一つ気持ちの枷が外れた
気持ち的にはこれ以上ないくらいに上がっているのに
これまではしゃいだ代償で体も声もついていけてなかった悲しい
ラスト、M.O.S.T@Rを聞けた事が嬉しくて
この日最高に綺麗な終わり方出来た
外出たら暗くなっていた。6.5時間は伊達じゃない
久しぶりのアイドルフェス
めちゃくちゃに楽しかった
記事で触れなれなかったアイドルさん達等について
Twitter貼っつけ
楽しい時間をくれたアイドルさん達には感謝しかない
LADY BABYさんは、今日はアウェー感あるとか言ってたけど、僕含めてすぐ温まってたし、すごい楽しかった
— おね (@gakkari_) March 18, 2017
つりビットちゃんは、真夏の天体観測を聞けるとは思ってなかったから曲流れ始めた時に、気持ちが分からなくなってしまった
— おね (@gakkari_) March 18, 2017
今の時代アイドルこんだけいるんだから違いもあって当たり前なんだけど、こんなに色んなステージを楽しめた昨日のOTOPARE本当に楽しかったな。6.5時間O-EASTに住んだ意味余裕であった
— おね (@gakkari_) March 18, 2017
昨日は13時半スタートだしみたいなペラい気持ちで会場行ったら、既に人沢山いて凄い熱さで気合い入れざるを得なかったし、トップバッターでそんだけ客呼ぶまねきケチャさん凄いなって思った
— おね (@gakkari_) March 18, 2017
ロッカジャポニカさん、挨拶を聞いてグループ名なるほど~~~ってなったし、ステージも楽しかったんだよな。でも、何か推すとなるとすごい犯罪臭がする
— おね (@gakkari_) March 18, 2017
真夏の天体観測はつりビットちゃんを初めて知った曲だし、めっちゃ好きな曲だったから、いざ対面すると、マジ…???みたいな気持ちで何も出来なかった
— おね (@gakkari_) March 18, 2017
12月25日の怪物 サンタクロースの正体を追う旅で辿り着いた一つの温かな答え
ジャンル:ノンフィクション、ルポルタージュ
概要:サンタクロースのルーツを追い、筆者が世界を巡るその記録
感想のようなレビューのような
その存在を信じていた頃からサンタクロースという存在を
割と違和感なく受け入れているし
いい歳した今でも、プレゼントくれーと
思ってしまう
でも、サンタクロースって何なのかと真面目に考えた事は無い
そんな僕は本書のタイトルに釣られてしまうのでした
[世界各国を巡る冒険の記録]
本書は筆者が、様々な国を訪れ実際に調査、取材を行った
その記録である
かと言って、そう固く構える必要も無く
一つの紀行記のような感じで読む事も出来る楽しさがある
その旅の様子は鮮明で、自分自身も旅をしているような
新たな土地を訪れる感覚で読む事が出来るのは
さすがといったところ
[サンタクロースとは何か]
本書のメインテーマ
それを追って各国を巡る旅の記憶なのだけど
行く先々で新たな発見があり
更に新たな謎が生まれる展開は
よく出来たミステリーを読んでいるかのよう
サンタクロースという
世界共通のテーマを扱っているはずなのに
訪れる国によってそのルーツや
立ち位置が微妙に異なっている
そんな部分にこのテーマの奥深さと
一つの人間味や各民族の歴史を感じられる嬉しさがある
[ネタバレを含む感想]
サンタクロースのルーツを探っていく結果
それは豊饒や民の健康や幸せをもたらす
その土地に親しまれていた
精霊、伝説の存在
恐ろしさもあるけれど全てを包み込む優しさもある
そんな古の土地由来の神々であった
その神々達は、キリスト教の布教政策や西欧化に追われてしまうが
その後も民の心に残り続けた風習(後のクリスマス)で
生き続けている
日本人はキリスト教徒でもないのにクリスマス云々~という批判も
(僕も持っていた時期がありました…)
的確ではない、むしろ、ある意味クリスマスを受け入れる理由がある
という結論になる
そんな逆転的な結論もスッと受け入れられるのは
筆者がこの旅に真摯に向き合って来たのを
本を読みながら、見てきたからだと思う。
[本書を通して得られたこと]
サンタクロースのルーツが複数あり
その原型と変遷を通して現在のスタイルが
出来上がる過程の、一種の謎解き要素
旅、というものの壮大さと楽しさの追体験
各民族が信じるサンタクロース以前の原型と
それに込められた願いの温かさ
今では商業主義の権化のような目で
サンタクロースを見ていたところがあった
しかし、本書を読み終えた今では
別の視点で見ることが出来ている。
[12月25日の怪物 ]
見た目や所作では確に恐ろしいものもいた
イメージ統一前のサンタクロース
しかし、本書のタイトルを一見して得られる
怪しい、魔物、伝承の闇
そんな存在のイメージ(僕もそれを期待して買いました)
結果それは覆されてしまうけれども
その怪物達と、共に寄り添ってきた人々の絆を
一つの冒険の記憶と共に触れる事が出来る
そんな一冊
戦争のプロパガンダ 10の法則
概要:戦時に現れるプロパガンダの分析と、その解説
タイトルがカッコよくて
つい買ってまったのが入口シリーズ
感想のようなレビューのような
本書でまず注目して欲しいのは、その目次
一つの、どこかで見た事のある演説の一文になっている
そのセンスと、本題の怪しさを感じる事が出来る
[概ね茶番]
自分達は悪くないけど仕方ないみたいな言い方をしたり
敵国リーダーを貶めたし
不幸なエピソードをでっち上げたり
やっている事は、我々個人間のいざこざのそれと同じように
思えてしまう
しかし、これが国家レベルで
死者が出る様な出来事で行われている
こうやって解説本を見るとすごく不快であり
信じる人達の感覚を疑ってしまう
[では、自分自身はどうなのか]
これが、本書を読んでいて
直接ではないけど、読者に突きつけられる課題であると思う
戦時下のプロパガンダの怪しさ、データから見る不確定さを示しつつ
あなたならどうか?を訴えてくる
[過去と向こう側を知る]
本書で得られるものの一つに、ニュースを疑う視点と言うものがある
今では最低最悪の独裁者と言われている人物が
ほんの数年前まで友好的な人物ど紹介されていたり
被害者数のデータが公表時と調査後で著しく異なっっていたり
戦争被害者のエピソードがそもそも存在していなかったり
そういった矛盾点から
普段目にしているニュースを疑う、少し考えるという
視点を得る事が出来る
個人的にはこれが一番大きな収穫だったかもしれない
[大衆なりに考える戦争プロパガンダ]
僕は正直 、本書に列挙されている事例をバカらしく思ったし
なぜ、こんなものに引っ掛かるんだろうという気持ちだった。
しかし、自分に置き換えてみると
平日は労働に忙殺され
休日は自分の好きな事をして過ごす
という生活を送っている限り
はたして、一つのニュースについて
色々な情報を比較したり
それ以前の記事を比較するのだろうか
という疑問が浮かび
恐らくそういった事はしない!
という、大衆ならではの回答を得た
多分こう言った日常の生活から忍び寄り
気付いたら、その考えに染まっている
それが、戦時プロパガンダというものの恐ろしさだと思った
そもそも今は、「おかしい」「下らない」と思っていても
それが非常時に維持出来ているか分からない訳で
その点でも、過去の人々を責めることは出来ない
何よりも
本書で紹介されているものの殆どが
その焼き直しが現在まで使用され
2010年代に入った今でもお目にかかれることに
その証左がある