最近床が友達!

日々の労働が辛い僕の体験まとめノート

GUNDAM BASE TOKYOへ行った

お台場にあるらしい大きめなガンプラショップ

 

そんなTwitterのTL印象しかなかったけど、今回お台場に行く機会があったので

せっかくだから凸してみた

 

そんな、開店から今更過ぎるレポ

 


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すごい夢施設

 広々とした入口

そして、入ってすぐ、その脇には歴代の主役機達の展示

その向かいにはビルドファイターズのセイ達の等身大フィギュア的なのもあり

一瞬でガンプラの世界に浸れるデザインが素晴らしくて、これが無銭で行ける場所だと言うのにビビる

(ストフリじゃなくて、デスティニーがいて欲しかったな)

 

心地よい展示と物販

各スペースには歴代の作品のガンプラの展示とそれらの商品が模型店のように積まれているという、何だか嬉しくなるレイアウト。

当たり前かもしれないけど、昔のキットほど出来もその当時なりで

でも、その感じが良くて。その良さを実際に目で見て、だいたいの完成度を頭に入れた上ですぐキットを手に取れるっていう環境

とても素敵だなぁって思う

 

(展示されているプレバン限定ガンプラも恐ろしく購買意欲を刺激されるから注意!)

 

充実した体験コーナー

他にも実際にガンプラ作ったり(遠目から見たから少し怪しい)

ガンプラを作る工場の色々が見られたりと、色んな角度から、ガンプラに対するモチベーションが刺激されまくり

やー楽しいね

 

ゆったりとした時間

正直行く前は、お台場の限定ガンプラを売ってるところを、ちょっと拡張したくらいのスペースしか想像してなかったけど

実際行ってみたら、すごく広い

ゆっくりと、展示やプラモを見られて、その空気に触れられる。それがすごく良い

 

ホビーショップや量販店でも、品揃えは結婚あっても通路やスペースがちょっと狭いという事を体験してきたからか

ここでは、ゆっくりとガンプラの世界で過ごせるような印象を抱く

 
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今回買ったもの

物販コーナーにも取り扱い品の展示があって、ライトアップ効果もあり全部欲しくなってしまう

 

おわりに

こんな歳じゃなくて、子供の頃に行きたかったなぁ、というのが一番の素直な感想。

ガンプラっていうものに、あれだけ触れられる体験が出来る場所っていうのがとても良かった。

ただのショップでも展示会場でもなく、それらを兼ね合わせ更にプラスアルファをくれる

そんな素敵施設でした。

 

時折聞こえる外国語とか、国内外含めてガンプラっていう一つもものにみんな惹かれて来てるんだなーって感覚が嬉しいよ

また行きたい。

 



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少し歩けばユニコーンガンダムもいるよ

ガンダムビルドダイバーズを見た。 1話の感想

ガンダムビルドシリーズの新作がいよいよスタート

 

個人的には、ビルドファイターズトライ以来3年(!?)ぶり

好きなダブルオーガンダムが主人公機という事で、地味に楽しみにしていました。

 

感想

昨年色々やってた配信シリーズは見ていなかったので、久々にビルドシリーズの世界に触れる

過去作と比べて色々変更点があったり、結構独自色が強いなーと思ったり

 

帰ってきた色んなMS大戦

ビルドシリーズといえばこれ!

本編スタート時に早速魅せてくれた戦闘シーンが熱い

新旧、メジャーマイナーな機体が入り乱れて最新の作画でバキバキに動く

これも楽しみの一つだったなーと思い出す

 

イージスガンダムかっちょいい

 

ガンダムAGEもいるよ

そんな冒頭から早速いるAGEの機体。普通に馴染んでいた。

そもそもAGE2の改造機がチャンピオンの機体だったり、ゼイドラの改造機がラインナップされていたり

今週の敵役はゼダスだったり、良い役回り貰えそうなのかな

本放送からはや数年、ようやく子供向けガンダムでブレイクの機運

 

今回のガンプラバトル

これまでは現実世界の延長戦だったガンプラバトル

ビルドダイバーズで、完全にネトゲ設定に振り切っているのが印象的だ。

 

それぞれにアバターがあって、ラウンジもあり、バトルだけじゃなくミッションも受注出来るという

ここまでの撤退ぶりは予想外だったけど、現実世界じゃ出来ないファンタジー世界的な要素や

ビルドファイターズ/トライで極一部で物議を醸した、バトル後のガンプラ壊れる壊れない論争とか

色んなものをうまーく解消している気もするし、何より今の子供達ってネットの世界がとても身近なんだろうな

 

1話から初心者狩りに遭う

話の内容自体は

世界観の説明からメインキャラの紹介、実際にGBNの世界を歩き、不思議な女の子と出会うという

the1話というものを丁寧にやった感じ

その変わり、ビルドファイターズ1話のラルさんみたいなぶっ込み要素は無かったかな

 

しかし、主人公が1番最初に倒す相手が初心者狩りとか。ネトゲならではというか、何か時代を感じて笑う

 

ダブルオーガンダムがGN粒子を出しながら飛ぶ姿が見られただけでも嬉しいけど

主人公チームの戦闘シーンに関してはこれからに期待

ダブルオーダイバーよりジムⅢの方が色々戦闘シーンが面白かった感があるぞ

 

おわりに

楽しみな要素はあれど、どうなるのかと色々思っていた今作

少なくとも1話はそんな心配を吹き飛ばすとまではいかなくとも、今後をしっかりと楽しみにさせてくれる内容で嬉しい

 

ヒロイン?の髪色的にビルドファイターズ世界とリンクする所があるのだろうか

4月からの楽しみが増えたねやったぜ

Ange☆Reve 4周年ライブ ~Looking for myself Listen to my heart-ライブ感想

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4月1日開催

Ange☆Reveちゃんの4周年ライブに参加してきました。

 

本当に良いライブで、最高のアイドルオタク平成30年度シーズンスタート出来た!

 

やっぱりAnge☆Reveちゃんが好き

今回の1番の感想はこれ

 

ありえるちゃんの移籍をきっかけに、ライブ見るようになって一年のにわかで

色んな対バンで見て、赤坂BLITZのワンマンにも行ったりして、今回初めての周年ライブの参加

 

持ち曲20曲全て披露という事で、どうなるか色々思ってたりしたけど、単純に楽しくて素敵で最高のワンマンライブ

 

Ange☆Reveちゃん、めっちゃ好きになってました。

 

印象的な構成

今回のセトリは、天使パート→堕天使という流れ

あんじゅれちゃんはこの二つのパートでガラッと変わるのも面白い

 

天使パートでは、曲をメドレー形式に、メンバー2人ずつ披露してたのが印象深い

メンバー7人もいると、正直ちゃんの歌声が聞けてない部分も今まであったから

そういったところもちゃんと見られて何か新鮮な且つ、ライブの流れとしても良かったなーと思う

 

勇敢な恋のセレナーデ

多分、あんじゅれちゃんの中でも1番好きな曲

だから、いつもいつ来るのか気になって仕方ないんだけど、今回はラストスパートの辺りでした。

曲が掛かるだけで勝利を確信してしまうって言うのはこういう事なのかなーといつも思う

 

フリコピしてて思うけど、サビのところはちゃんと出来ると、凄いカチッとハマった感があって素晴らしい…

 


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会場のキネマ倶楽部

相変わらず素敵な会場で好き過ぎるところ

 

以下、色々
  • 新メンバーの山手キセキさん。2ヶ月半で21曲やったのは凄いと思うし、ステージでも光ってた
  • 個人的に好きな星空プラネタリウム、いつやるのかなーと思ってたらアンコール枠で驚く
  • 新曲の良い意味での00年代感。新衣装もみんな違うところや色合いが好き
  • Stareのりかちゃんコール、今回も楽し過ぎた。君しか見えない
  • 客のフリコピレベルが相変わらず高い
  • ありえるちゃんがMC仕切ってて何か笑う。そういうポジションなんだ
  • アンコールのラストスパート前に、みずきちゃんとりかちゃんが何話してたのか気になるー

 

おわりに

初めて行く周年ライブってどんな感じなんだろうと思っていたけど

めちゃくちゃ素敵で楽しいライブがそこにあったのが嬉しい

客側の熱も初っ端からとても高くて、そういう意味でも最初から最後まであっという間

 

Ange☆Reveのオタクやってて良かった~~と思えるステージが最高

そんなライブだった。

 

 

仮面ライダービルド 27話28話の感想

代表戦もクライマックスなのに、録画を溜めてしまうという意識の低さ

 

感想
人物の描写が丁寧だなと思う

今回の龍我が負けてしまう展開も、ただビルドの新アイテムの噛ませとして負けるだけでなく

ヘルブロス側の事を考えて全力を出せずに負けてしまうというものであったり

さわさんが裏切り者でも、その暴露とピンチ展開だけで終わらずに、猿渡に人質を救出させ

戦兎もそれを汲んだ上で耐えて勝つっていう流れ。

 

描写が丁寧というか、一方的に悪く・カッコ悪くならないように工夫されているなーと感じた

今回負けたローグだって、ラビットラビットのデータをアップロードしてからは強さで押していたし

(その点、ラビットラビット君が1番損してたかも)

 

難波重工無双

結局西都君もいいように利用されてしまった。

制作側は難波重工をどういう方向に持っていくんだろうなぁ

 

これまでも企業が敵側にいる作品はあったけど、名前にカタカナが入ってない漢字のみなのは逆に新鮮

 

扉を開けたらスタークが控えてるの怖い過ぎるでしょ…

 

ラビットラビット/タンクタンク

お目見えした新フォーム

どっちもどストライクにカッコいいデザインに、ゴツい新武器がイカす

 

ハザードフォームにパーツを着込む変身が、まさに暴走を押さえ付けるという意味が、視覚的にもはっきり分かって面白い。

 

ラビットラビットで手足が伸びたり、タンクタンクで下半身が戦車に変形してり、清々しい程のやっぱりもう人間じゃないんだ感

 

でも、あの緊張感のある場面でフルフルする音は場違い感が半端なくて笑う

 

修羅の国日本

ビルド世界の日本が世紀末過ぎる

スカイウォールの惨劇が無くても、内戦は時間の問題だった感すらあるw

難波重工君は普通にやる気だったし、むしろボトルやパンドラボックスがあるおかげで、代表戦という全面戦争よりマシな状況が生まれたのでは

 

東都の首相を見ていると、幻徳の気持ちも何となく分かってくるこの頃

主人公のラブアンドピースには勝てなかったけど

 

おわりに

良くも悪くも今後が楽しみな感じ

来クールも西都が混乱の種となるのか

 

個人的に幻徳/ローグが、この代表戦で印象的だったから期待したい

 

人質奪還の報酬に握手券を求めるかずみん(29歳)が最高にロックだった…

 

『FES☆TIVE ワンマンライブ in STUDIO COAST 』 最高のお祭り! -ライブ感想

3月25日開催

FES☆TIVEのワンマンライブに行ってきました。 

ゆなちゃん、こっとん、みっきさん

FES☆TIVEを支えてきた3人の卒業ライブ

上がるしかないけど、何か寂しいところもあり

 

 
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最高のワンマンライブ

すげえ楽しくて、最高に素敵で良いライブでした!

さっきまでの杞憂はどこに

 

ぶち上げる曲、魅せる曲とそれぞれ区切りがしっかり出来ていた印象

  • 1曲目がタイコちゃん!最高に好き楽しい。チケ代にサヨナラして、この後実質無銭!
  • 3曲目で既に泣いてしまう。全然そんな曲じゃないのに!左目からやたら涙出た
  • おいでませの横移動が今回も最高に楽しい!良い感じの定着感!
  • お祭りヒーローのサークルダッシュ、逆回転ー!も含めてやり切った。(前日のアイ甲ではフライングしてしまったから)
  • マジパレで最高に飛んだ!楽しい!卒業ライブという中でも、変わらずやれたのが嬉しいよ

 

メンバー卒業ライブという事で、ある程度の湿っぽさを考えていたけど、FES☆TIVEは違いました。

最後まで全力のお祭りライブ

素敵だなぁ

 

でも、やっぱり卒業ライブ

楽しくても、そこはやっぱり卒業ライブで

聞かせる、グッとくる曲はちゃんとぶつけてくる

 

挨拶中で泣いてしまうメンバーや(もらい泣きしまくった)

ライブ中でもそんな姿があり、楽しいだけど!やっぱり卒業なんだなぁという面がどうしても迫るライブ

 

僕がFES☆TIVEを初めて見た時からのメンバーだから、とっても寂しい

ゆなちゃんの全力ステージもっと見たいし

こっとんの笑顔が本当に好きだし、入場SE初っ端に、あーこっとんー!出来なくなるのも

みっきさんの、シダレヤナギ1発目でコール出来ないのもー!

そんな、思い入れがある3人の卒業ライブを盛り上げられたなら幸い。

 

マジパレで、ひよちゃんとみっきさん絡みのブリッジで歓声が上がってて泣いたし

BELIEVE!のサビで、こっとんとひなりちゃんユニットの振りが狂おしい程に好きで、もう見られないのかって…

 


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会場の至る所にあったポスター。(トイレにまであった笑)

本当にFinalなんだなぁって

 

FES☆TIVEがやっぱり好き

僕がFES☆TIVEを初めて見たのが、去年の同じ時期のアイドル甲子園で

(その時の会場も新木場STUDIO COASTでカンフー衣装で前日もエモかった)

そこから対バンライブで出会う機会も増えて、赤坂BLITZのワンマンライブが本当に良くて

そんなこんなでFES☆TIVEを見てきて(TIFのメインステージも見られた)

そんな中で初めて迎えるメンバーの卒業

 

思い入れのある3人の卒業はやっぱり寂しいけど

今回のライブでしっかり送り出せたかなと思うし、新メンバー入っての新体制も応援していきたいなぁ。

 

それくらいもうFES☆TIVEがこの1年で好きになっていた

 

メンバーの卒業ライブだけど、特別な事とかはしなくて

ただただ全力のステージで魅せる。

そんな姿が最高に良い…

 


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祭りの終わりは、心地よい冷たい春の風

 

おわりに

今回初めてフェスじゃないワンマンの、新木場STUDIO COASTに行く

 

前日のわちゃわちゃしてた空気とは違って、意味深な静かさで

本当に昨日と同じ会場なのかと

当日は雲一つない空が心地よくて、桜も咲いている。おまけに新木場独特の開放感

 

そんな中でも最高のワンマンライブ、寂しいけど最高の卒業ライブを見られてのが嬉しい

 

あの時間、本当に最高だった!

これからもワッショイ!したいし

 

ゆなちゃん、こっとん、みっきさん

本当にお疲れ様でした。

ありがとう

 

でもやっぱり、次からFES☆TIVEを見る時は

もう3人がいないって思うと

正直まだまだ寂しいし、3人の色って光の三原色なんだなぁって今更ながらに気付く


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最高の思い出

『黒い家』 -読書感想

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ジャンル:ホラー

 

ミステリ小説欲が一段落したところ、今度はホラー小説欲が激増中

角川ホラー文庫、懐かしい

初めて読んだ小説が、リングでした。

 

感想

10年くらいに1度読んだ事があるけど、今回改めて読んでいて、終盤のシーン以外ほぼ全て内容忘れていたw

なので、気分は新刊。ラストを知っていても十分に面白かった。

 

保険金は人間に付けられた賞金なのか

本作は、所謂保険金殺人を巡り、保険会社に務める主人公がその請求人に追い詰められていく

 

それって、ホラーでなくミステリーなのでは?と思ってしまうが

これが中々にホラー。それが有名な作品である由縁でもあるかと

 

読んでいた当時は言葉すら知らなかったけど、サイコパスを扱った作品だなーと思う

保険金を得る為に、家族を殺し何食わなぬ様子で支払いを請求してくる。それも何度も。

そんなサイコに、職場・家・恋人まで含めて徹底的に粘着、ストーキングされたらどうなるのか

 

保険金というシステムにより、人間を賞金首のように扱う恐ろしい人間が確実にいる

という点をしっかり描いてるのは、まさにホラー小説

 

おわりに

本作の発売は90年代であるけど、サイコパスという言葉が浸透し、所謂通り魔的な残虐事件も経た

今の時代に読む方がむしろ、楽しめるのではないかとも感じた。

『EDGE』 独特の不気味さが魅せる世界の結末 -読書感想

ジャンル:サイエンスホラー

 

アメリカで発生するした失踪

πの数値の変化

宇宙観測での異変

 

今後を展開を期待させる、そんな要素が散りばめられ始まる本作

 

最愛の父が失踪した過去を持つ、フリーのジャーナリスト 冴子

 

彼女が、静岡県高遠で発生した一家失踪の調査に関わったところから物語は進む

 

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不可思議な失踪事件というのは、今も昔も心惹かれるもので

2ちゃんねるなどで、そういったスレをよく読んでいていた僕は一気に惹き込まれてしまった

 

特異な失踪事件がただ重なっただけと思いきや、そこに法則性があるらしい事が浮かび上がってくるところから

一気にエンジンが掛かってく。失踪事件と冒頭で提示された伏線がどう重なっていくのか?

 

上巻と下巻を跨ぐ、100人もの人間が1度に失踪する大事件を機に

ストーリーは大きく転換する

 

本作は一貫して科学的な要素が下敷きになっているけど

上巻は、霊能力者が登場したり、失踪現場に立ち会うシーン、冴子に訪れる影や予感などはどちらかと言えばオカルト的な面が強い。

ホラー小説を読んでるなぁと思わせる

 

下巻からは一転して、科学的な面が強く顔を出す。本作で描かれる現象の正体と結末について、一気に読ませる勢いがある

 

ジャンル的には終末系になるのだろうか

上下巻を通して読んできた人物達、それぞれの顛末は、何故かサイレン2の分岐エンディングを思い出す。

 

鈴木光司の小説を読むのはループ以来かな。その時も、SF的な科学要素が詰め込まれていたけど、本作は、更にリアル寄りな感じを受ける。

子供にやたら物理とか自然を解説する父親も

共通点か

 

この世界の相が転移する結果、我々の世界を支える常識や法則が崩壊し消滅してしまうとう

中々スケールの大きな話は、普通のホラーを期待すると肩透かしかもしれない。

全編に漂う雰囲気はとても良い。

 

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結末について

本作の登場人物達は、世界が消滅する間際に現れる、ワームホールによって脱出していく

 

主要人物である羽柴達のグループが、ワームホールで飛ばされる先がマチュピチュであり

それがマチュピチュの謎の一つである、住民がマチュピチュを去る際に残された遺骨(犠牲者)の正体であるという示唆は

この手のループもののバッドエンド的なオチとして、とても好きで、ホラー感もありゾクゾクした。

 

しかしその反面、冴子に関しては、破滅の可能性の高い羽柴に対して啖呵をきった割に

ワームホールを抜けた後の世界で、赤ん坊としてもう一度父親の子供として生まれるという

これもループものの定番ではあるとはいえ、正直がっかりした。

ワームホールを抜けた世界がどんな世界かは明かされていないが、現状一番良い目にあっているからだ。

 

多少不気味に感じる事は出来る部分も、好意的に見ればなくはないが

本作のような展開をして、1人勝ち感のあるこの終わり方は個人的にイマイチだった。

 

おわりに

序盤の失踪事件から始まり、最終的には宇宙の消滅まで辿り着く壮大な内容だが

全体に漂う、どこか薄暗い雰囲気がとても良く、特に謎が少しづつ明らかになりそうな中盤辺りは

ホラーとして、科学とオカルトの混ざり具合が絶妙だった。