舞台「Wake Up Girls!青葉の記憶」を見に行った感想
僕はWake Up Girls!(以下WUG)が好きです。
アニメや声優ユニットとして活躍しているWUGちゃんが好きなんです。
舞台版Wake Up Girls!の21日夜公演に行ってきました。
舞台なんて行くのも初めてだし、自分にそんな機会が来るとは思っていなかった(笑)
感想のようなもの
素直に面白かったです。
お話は劇場版「七人のアイドル」を元にしたもので、そこに舞台ならではの演出や追加シーンがあり
アニメ版を既に何回と見た人でも新鮮な気持ちで楽しめる内容となっていました。
[舞台なのにWUGがそこにある]
今回はWUGちゃんと大坪さん以外はアニメ版とは違う役者さん達。
なので、正直どうなるのかまったく分からなかったのですが杞憂でした。
ちゃんと、それぞれのキャラがいるんですよね。
アニメで見ていた、丹下社長や松田、I-1メンバー、大田組のみなさん。
演じている人が違うのに、違和感なくそれを受け入れられ楽しんでいる。
そういう感覚が不思議でした。
役者さんの凄さを垣間見た気がします。
[期待を裏切らないWUGちゃん]
そういった中でもやっぱりWUGちゃんに注目してしまいます。
声優としての演技は知っているけど、舞台ってどうなんだろう?
という気持ちがありました。
ですが、実際に舞台での姿はそういった気持ちを払拭してくれるものでした。
舞台で演技しているWUGちゃんを通じて、アニメの七人が重なっていくんですよね。
今回、オーディションを受けるシーンがアドリブパートだったみたいで、今までバラエティに全力だったWUGちゃん達の経験が生きたようでした(?)
永野さんのガチ恋口上でチケ代がペイされたのを感じましたね。
[重みのあるストーリー]
今回の舞台は劇場版の「七人のアイドル」を下敷きとしています。
勿論、内容は分かっているし、オーディションシーンのような笑えるパートもありますが、全体的には観ていて重さを感じました。
舞台という事で、役者の方が演じている姿を直接見られる事も要因の一つだと思います。
ただ、個人的には「諦める」といった言葉が何度も出てくる度に色々考えてしまいました。
夢を諦めるとかWUGの活動を諦めるとか。
そういった事に悩みながらもぶつかっていく姿を見ている中で、個人的にも色々思うところがあったり。
ただ、楽しい、面白い、だけじゃないストーリーにWUGらしさを感じました。
[舞台オリジナルシーン]
今回の舞台ではオリジナルのシーンもありました。
アニメでは、まゆしぃ加入後、ラストのライブまで一気に駆け抜けた感がありました。
しかし、舞台版ではその間に1ヶ月くらいの期間があり、そこでWUGメンバーが今後の活動について揉めるシーン
(思わず、お前らさっきまとまったばかりやんけと思う)
このオリジナルシーンですが、特によっぴーの掘り下げが印象に残りました。
特に、いつも手が届きそうなところで叶わない。という台詞が印象的でした。
多分、あの頃のよっぴーはそんな気持ちだったんだろうなと思わせるものがありましたし、それを頭に入れてアニメを見返するのもアリだなと。
そういった部分では見所のあるシーンでしたが、蛇足と感じる人もいるのではないかと思いました。
[ライブシーン]
そういった舞台を見ながら迎える、最後のライブシーン。
曲は勿論、タチアガレ!
今まで何回も聞いて、ライブで見てきたタチアガレ!
今回の舞台ではまた違った気持ちで見ていました。
何というか、ライブで盛り上がるのに、今回は一つのお話の終着点みたいな。
そんなちょっとしんみりした気持ちで迎えるタチアガレ!は新鮮で、またこの曲の新しい1面を垣間見る事が出来た気がします。
[本編後のライブパート]
全く下調べしていなかったので、まさかのライブパートに驚く。
僕の行った21日夜公演では
1.ゆき模様 恋のもよう
2.Knock out
3.言の葉青葉
4.極上スマイル 全員Ver
というセトリでした。
正直、完全に舞台を見る気持ちだったのでライブもそこまではしゃがず、地蔵スタイルでしたね…。
ただ、本編のタチアガレ!も含めダンスのフリをしっかり見られたのが地味に大きな収穫でした。
ライブだと、楽しすぎてそこまで出来ないですしね。
[雑感色々]
・舞台版I-1の方達がめっちゃTwitter更新してくれたり、WUGについて色々言ってくれて好きになってしまった
・松田役の役者さんが声や見た目といい松ケンみたい
・大田組の実際にいそうな変なリアル感
・ステージの背景に映像を映した演出していたり、会場の凄さにびっくり
・青山さん、永野さんの強さ
・やっぱり舞台版でも全員Verの極スマが嬉しい上がる
色々と長くなっていましたが、本当に良い舞台でした。
正直、舞台の発表があった時は「また斜め上行ったな」なんて思っていましたが、そんな気持ちを綺麗に払拭してくれました。
3次WUGちゃんと2次WUGちゃんの名前が同じだったり、色々リンクさせようとしてるWUGの試みが、今回の舞台で一つ生きた気がします。
素直に第2回舞台版を希望したい。
そんな素敵な舞台でした(^人^)