すーさいどは遠い論

タイトルほど過激でない。ゲームと酒とアイドルに溺れる生活ログ(^人^)

世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち -読書感想

f:id:ai00914:20170727220008j:plain

 

ジャンル:ノンフィクション

アメリカのサブプライムローン問題に

端を発した金融危機

そこで大金を稼ぎ勝ち逃げをした人々の物語

 

 

感想

本書は3つのファンドと、1人の投資銀行員を

中心に据え展開していく。

 

勿論彼らは悪どい手口を使った訳では無い

真っ当に市場が破綻する方に賭けて勝った。

 

[個性が炸裂する登場人物]

各陣営のキャラクターが強烈なだけでなく

それに裏付けされた、分析、哲学、行動

どれもが四者四様でオムニバス感すらある。

 

市場が好調な中、その反対を行くかのような

アウトロー達が、最終的に勝つ(大金を得る)

その流れは、金融を舞台としていながらも

ちゃんとエンターテインメントしている。

 

[危機の実情を知る]

また、主要人物だけでなく

といった名だたる投資銀行や多数の機関へ

行った取材により、当時のウォール街の状況

サブプライムローン問題の内情についても

立体的に、知る事が出来る。

 

劇的なドラマと経済危機の二つの内容がある

そういう意味でも有意義な一冊だと思う。

 

[おわりに]

本書は僕のように金融や債券取引に

詳しくなくても読めるように、適時説明が

挿入されている。

 

しかし、慣れていない分野のせいなのか

よく理解出来ずにせっかくの盛り上げ所を

よく分からないまま通り過ぎるという事が

多々あった。

 

なので、読む際は分からない用語は

すぐ調べる!、という基本がとても大事な

一冊でもありましたね。

 

僕は未だに

「住宅購入者のローンをプールして

その中から債券を作って販売する」

というのが、よくイメージ出来ません…