すーさいどは遠い論

タイトルほど過激でない。ゲームと酒とアイドルに溺れる生活ログ(^人^)

連続殺人鬼 カエル男 -読書感想

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内容紹介とレビュー

ジャンル:ミステリー

連続殺人鬼カエル男による無秩序な

猟奇殺人と、それに翻弄される警察

やがて、狂気は街全体を包んでいく

 

良かった点
  • サイコだけで終わらないストーリー
  • 二転三転する終盤の展開
気になった点
  • 暴力の描写が結構エグい
  • 主人公の性格は好みが分かれそうだ

 

感想

本作は、カエル男が行う連続殺人によって

一つの街がパニックに呑まれていく描写が

要素の一つだ。

 

通り魔殺人など珍しくもなくなってしまった

現代においても、物語初期の得体の知れない

不気味さはリアルに実感出来るものがある。

 

また、カエル男により猟奇的な殺人は

それだけでもインパクトと引きの強さが

あるが、本作はそれだけでは終わらない。

 

後半はいつの間にか、日本の司法に対して

問題提起をするような内容となっている。

多分、ニュース等で1度は思った事がある

そんな疑問がトリックとして組み込まれ

読み進めると自然と、考えざるを得なくなる

 

そういった面を除いても、本作の面白さは

サイコミステリーとしても楽しめる。

 

暴力描写のエグさ、主人公の戦う場面が多い

よく出来ているが、やや強引さを感じる

トリックという部分が人を選ぶか。

 

最後まで読んでもあまり気分は晴れないし

不気味な後味を残すが、それが終として

ひどく似合う