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日々の労働が辛い僕の体験まとめノート

The Sexy Brutale ~第3の殺人からエンディングまで~ -ゲーム感想

The Sexy Brutaleをようやっとクリア

いやー面白かった。

 

きちっと測った訳では無いけど

プレイ時間は8〜10時間ほど

(人によってもっと縮められそう)

 

以下、中盤~エンディングまでの感想とレビューを

 

最後に、エンディングについて少し触れる

項目があります。ややネタバレ

 

基本的な内容紹介はこちらを参照下さい

 

ai00914-suici.hatenablog.com

 

 

[執事探偵はツラいよ]

本作の基本は足を使った探索と情報収集だ

 

部屋から部屋へ駆け巡り、ドア穴から盗み見

クローゼットに隠れて盗み聞き

時には、同じ1日をループする構造を生かし

特定の場所の張り込みだけに1日を費やす!

 

そんな執事衣装とも与えられた役割とも

ある意味不似合いな泥臭い戦いが続く

しかし、これがだんだん楽しくなってくる

 

[気持ちの良い謎解き]

本作の謎時は大まかに分類すると

  •  屋敷の仕掛けを生かしたパズル的要素のあるもの
  • 使用人の動きを先読みする、アクションゲーム的なもの
  • 直感で何とか出来るもの

上記の3種類だろうか

 

そのバリエーションのおかげで

マンネリを感じず、楽しむ事が出来る

難易度もちょうど良く感じた

(仕掛けを解くものにはヒントがある)

 

個人的には、第4の殺人を解けた時が

とても気持ち良かった。

 

[時間というシステム]

 ゲスト、使用人と全てのキャラクターが

決まった時間に決まった行動をする中

時間は、中心的な役割を果たす

 

それは死亡時刻やタイムリミットとして 

プレイヤーを追い立てる無慈悲さを発揮する

 

一方で、行動が時間に管理されているので

その裏をかいたり、時間差でアイテムが

出現したと、プレイヤーの味方にもなる

 

そんな緊張感と絶妙さに気持ち良く弄ばれた

(平日もこんな速さで時間が流れて欲しい…)

 

[気になった点]
  • 移動速度やちょっとした動作のもどかしさ(敢えて不自由にしているのかも)
  • ヒントが与えられるものと、プレイヤーの試行錯誤に委ねられるものの差がある
  • せっかく助けたゲストも、次の章に移ると、結局は死んでしまう

 

[まとめ]

 本作は全ての出来事がリアルタイムに

同時進行していく。屋敷内を歩いていると

様々な音が聞こえる。それが何を意味するか

遊び進める内に分かってくるのが楽しい。

 

シナリオについて 。なぜ、屋敷の時間が

ループし、ゲスト達は殺され続けているのか

それについての解答と、そこに至るまでの

流れについて、満足出来る内容だった。

 

仮面舞踏会という設定とキャラクター

屋敷内の様々なステージ、BGMなど

まるで一つの劇を見ているかのようでもあり

 

ムービーなどを挟む事なく、二頭身の

キャラクター達が紡ぐ物語を見ているのは

PS1時代を彷彿とさせる懐かしさを覚える

 

 

[エンディングについて]

 一つの悲劇から始まった物語

終盤に明らかになる真実と

エンディングまで流れは、どこか前向きで

清々しさのある後味がと幾つかの疑問も残る


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始まりと終わりのきっかけが

同じ地点にある、という個人的に好きな構図