死印 体験版を遊ぶ 第一印象 -ゲーム感想
6月1日発売予定
PS Vitaのホラーゲーム『死印』
その体験版が配信されたので
遊んでみました。
内容紹介とレビュー
[ストーリー]
それを刻まれた者は記憶を欠落していき
最終的には死に至る、呪いの印
その印を刻まれてしまった主人公が
同じような境遇の者達と呪いを解き
生き延びるために怪異へ立ち向かう
といった内容で、それ自体には特に
目新しさはないが
- 主人公達の拠点が怪しい洋館
- ガイド役が言葉を話すドール
- 主人公は開始時点で記憶を失っている
などなど、今後が気になる要素もあり
[システム]
ダンジョン探索ゲームのように
一人称視点で各地を探索していく
といっても自由に動ける訳ではなく
行き先や方向を選択し、そこへ移動する
各地には調査要素があり
画面上にある物を調べ
攻略のヒントやストーリーの補完
アイテム収集、ポイントの回復を行う
感想
[結構良い雰囲気]
ホラーゲームといえばその雰囲気が重要だが
本作は中々上手く出来ていると感じる
特に印象深いのは
調査中に、窓や階段・廊下の隅へ
ライトを当てると
霊が照らし出される事があり
それが地味にビビる
初めて遭遇した時はリアルに
ドキッとしてしまった成人男性
あと、作品内の都市伝説や事件を
調査し、そこに潜む怪異を追うという
流れもとっても好み
[段々作業化する調査パート]
本作はイベント以外は
基本的に、移動して調査しての繰り返し
なので、調査パートが作業化するのは
どうしても避けられない
しかも、必要なアイテムを全て入手するまで
先に進めないので、拾い損ねると
それを求めて延々と探し続ける事に…
[移動が徐々に効いてくる]
本作のフロアを選択して移動するシステムが
上記の作業に拍車をかける
例えばABCの隣接するフロアがある場合
直接A→Cといった移動は出来ず
A→B→Cと順序よく移動する事に
また各部屋に入るのも直接飛べず
その部屋の入口があるフロアまで移動して
初めて可能となる
まだ調査を始めたて
足を踏み入れたての頃ならいざ知らず
取り零したアイテムを探すようになると
だんだん恐怖にも慣れてしまい
ボタンを押すだけの時間に感じてしまう
最後まで怖さを楽しむためには
1度訪れた部屋にはイベントとか以外では
2度と帰らない!そんなパッションと
百発百中的な精度の探索が求められる
怪奇スポットをこの若干不自由な移動で
探索する楽しさや1歩1歩進む没入感も
確かに感じられるのだが…
[その他]
- パートナーキャラクターの選択にもっと意味が欲しかった
- 選択肢に生死が掛かっているのに、その正誤の理由が分からないものがあった
- 踊る大捜査線の青島のような服装で真下という名前の元刑事、一瞬エロが差し込まれたかと思ってしまう惨劇シーンのイラストなど、「?」となる時がある
[まとめ]
個人的に地味に期待していたタイトル
「今夏のホラーゲーム枠はこれかな~~」
と思ってたが、何とも迷う状態に
本当に雰囲気や設定は好きなんですけど
それ止まりというか
とりあえず体験版をキチンとクリアしてから
もう1度考えたいと思う
追記
クリアしました。