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すーさいどは遠い論

タイトルほど過激でない。ゲームと酒とアイドルに溺れる生活ログ(^人^)

新耳袋殴り込み 最恐伝説 異界の中心で世界を吊る -読書感想

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内容紹介とレビュー

一つの転換期を迎えるシリーズ4作目

大阪 新世界にあるという

首吊り屋敷

それを相手にメンバーを変え

環境を変えながらも筆者が挑む

 

レビューに関してはこちらを

参照して頂ければ

 

ai00914-suici.hatenablog.com

 

感想

本作はこれまでとは若干テイストを変えつつ

根本にある、挑戦して心霊現象を撮る

という方針は変わらない

むしろ、若干ヤバい方向に突き抜けた感も

 

そもそも、本作の中心となる

大阪の首吊り屋敷から

これまでとは違い都会の中にある異界

という、少し異質なものであり

その時点で、本作の方向性は

誘導されていたのでは?とすら思える

 

本シリーズの持ち味でもある

ギャグ交じりの文章は健在であるが

それが少し控えめに思うくらいに

いつもより不気味で独特な雰囲気が

本編後半の、再挑戦がスタートした辺から

展開される。そういう意味でも

どこか新鮮な気持ちで読む事が出来た。

 

[魅力的過ぎる、首吊り屋敷]

都会の中心にある異界というのは

不思議でもあり、街全体に渦巻いている

様々ななエネルギー、情念が流れ込む

どこか穴のような印象を得る。

 

しかも、首吊り自殺があり

それ以外でも死体が発見された事もあり

さらに怪しげな儀式らしき痕跡もある

 

漫画めいた設定過ぎて、実情はともかく

まるで、その1画だけ異世界から

落ちてきたようだ

 

[違う常識で生きる人々]

「我々のそれとは違う常識で

    生きている人達がいるのかもしれない」

これは本シリーズ内でしばしば登場する要素その考え方は、この世界の奥行を

拡張してくれる考えだと思う。

 

実際、毎日顔を合わせている

職場の人でも外では何をしているのか

全く分からないし、そういう意味では

そんな異なった理で生きている人がいると

考えた方が自然だとも思える。

たまたま、出会う・目撃する機会がないだけ

もっと自然に我々の社会の中に

溶け込んでいるのかもしれない

今思うと、三本足のサリーちゃんも

そっちサイドの人だったのかな

 

[まとめ]

本作は、首吊り屋敷という

一つの心霊スポットとの出会いから始まり

そこへの挑戦を中心に纏められており

今までの殴り込みシリーズは

オムニバスのような形式であったため

少し異なる構成となっている。

これまでのようなガヤガヤ感は減ったが

その分より、心霊スポットへの突撃感がある

(少し主観的過ぎると感じるところもあるが)

 

終盤の、ミイラ取りがミイラとなる

覗いていた深淵に覗かれていたような展開が

最高に好きです。

 

筆者のTwitterを見ると

次回作も執筆中との事で楽しみだが

昨年夏にフォローした時から

執筆中であったがいつ出るんだろうか

また、タイトルも継続でいくのか

新規になるのか

 

早く新しい挑戦が見たい

 

 

 

 

シリーズ過去作品

 

ai00914-suici.hatenablog.com

 

 

ai00914-suici.hatenablog.com