新世紀エヴァンゲリオン 旧劇場版 The End Of Evangelion リアタイ実況を通して色んなものが倒壊する1900文字 -アニメ感想
なぜ今エヴァ旧劇の記事を書くのか
先日(3/31)NHKBSプレミアムで放送されたものを
実況した気持ちを引きずっているからだよ
気持ち悪くて長い感想
僕が初めてエヴァを知ったのが小学生の頃
クラスのサブカル的に先進的な友人が(褒めてます)
見せてくれたパズルがきっかけでした
エヴァお得意の、シーンを散りばめた中に
セリフを混ぜ込んでいくってイラストで構成されたパズル
心を鷲掴みにされた思い出が残っています。
[9話から始まったTV版]
秋田とかいう僻地に住んでいたおかげで
勿論当時の放送はなし
そんな中、父の職場の同僚がビデオを
持っているという事で
頼み込んで借りてきてもらったのが
9話 瞬間、心重ねて/10話 マグマダイバーが
収録されている巻でした。
後々、再放送などでTV版はちゃんと見られましたが
未だにTV版と言えば9話なんです。
自分自身働くようになった今思うと
職場の同僚からアニメのビデオを借りるとかいう
酷く難易度の高いお願いを父にしてしまったと思ってしまう
すまない
[待望と横滑りが同居するファーストインプレッション]
TV版最終回を見た方々を思ったのと同じ気持ちを
タイムラグを経て得た当時の僕
サブカル的に先進的だった先の友人から
軽くネタバレされていた事もあり
(今思うとグーで殴りたい)
完結編の劇場版が猛烈に気になっていたのを覚えています。
そして、時は少し流れ
劇場版2本をレンタルしました。
日曜夜に親が寝た後に明日の学校を捨てるつもりで
再生ボタンを押した記憶が残る
総集編で面食らいつつも
始まる完結編
内容はネタバレされていた以上に衝撃的
弐号機覚醒、投下されるウナギ!
「これからどうなるんだ…」
と思った矢先に流れる、魂のルフラン
もともと好きな曲だったけど
更に更に心に残る曲になる
当時、映画館で見た人たちの気持ち
3割くらい味わえたでしょうか
[アンチウナギ]
次の日、親が寝た後に
火曜の学校を捨てるつもりでEOEを見ました。
先に、魂のルフランが流れたポイントも怯えつつ
無事通過
そして、弐号機の最高の戦闘シーンを経て
喰われるシーンへ
(ここも先の友人にネタバレ済み、正直グーで殴りたい)
「俺の好きな弐号機が、あんなキモい奴らに…」
それから暫く、量産機が嫌いでした
(今は大好き)
[念願の先に得た虚無と爽やかさ]
そんなシーンを抜け
まごころを、君に も見届け得た感想
よく分からない虚無
今は感想サイトとか書籍等で
色々知識が補強されているから
納得出来るけれど、その当時は
TV版の最終回を見たかったのに
伏線/用語は回収されたのか分からない
ショッキングなシーンの詰め合わせのくせに
最後はおかしな爽やかさを運んでくる
といった印象で終わりました
当時映画館で見た人の気持ち
4割くらい味わえたでしょうか
[2016-2017にエヴァを見る機会がくる]
現代に帰ってきました
昨年の秋からエヴァTV版がNHKBSプレミアムで
再放送されるとかいう
エヴァTV版を実況出来る素敵な機会がありました
新劇でないエヴァ
初めて見た当時より良くも悪くも広い視点で見れるエヴァ
めっちゃ楽しかったです。
そんな中、最終回の終わりでされる告知
劇場版2本も放送する
マジかって思いました。
DeathはともかくEOEもやんの???って
上がらずにはいられない
[EOEと再会する]
実はEOEの実況は初めてではなくて
2014年夏の日テレで放送された時以来
その時は規制が酷くて、心配していたのですが
今回は一部除き殆ど規制なし
NHKパワーを体感する
[やっぱしんどい]
これが今回の感想
そして、初見の頃から変わらない感想
いくら知識増えても変わらない
しんどいものはしんどい
でも、相変わらず妙に爽やかで
すぐには無理だけど
また見たいなって思える
そんな映画
しんどいシーン沢山あるし
見るのにエネルギーがいる
でも、当時の良く分かんない勢いみたいなのも
最高に感じる
(これをリアルタイムで体験出来なかったのが惜しい)
そんな色々混ぜこぜになった想いを抱え
これからもそんな気持ちを味わうために
何年かに1度見ていく作品なんだろうなーって思う
しんどさと爽やかさに騙されて
そんな作品を何度も見るのは不毛かも知れないけど
好きになってしまったんだから仕方ない
[ありがとうと気持ち悪い]
エヴァTV版と旧劇を完走した気持ちを
体現してる2言だと思う
正直、新劇完結編が延び延びで
モチベーションが完全に死んでたと
思っていたけど
今回のTV版を実況するっていう
めっちゃ貴重な機会のおかけで
まだ待てる
でも、あと5年中には頼むって気持ちで
この楽しかった半年を終えたい
なんだかんだで、僕はエヴァのオタクだったんだなって
爽やかに自覚出来た期間で
それが嬉しかった