楽しいって何だろう?

タイトルほど過激でない。ゲームと酒とアイドルに溺れる生活ログ(^人^)

今週読んだ本 2月4週目

生物学とカルト宗教 のツーマン

 

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「進化論の再前線」

帯にあるように進化を分かった気になっている人にお勧め

進化即ダーウィンの進化論と思っていたので新知識の山だった

現在、主流となっているネオダーウィニズムの解説から

その疑問の提示まで行わている。

また、ゲノム編集や生物の最新の分離方式まで広く扱っているので

概要を知るには便利だと思った。

個人的に、この本を読んでますます生物の進化というのが分からなくなった。

今までは、進化論に代表されるような変化の蓄積と自然淘汰

主要な要因だと思っていたのに、ファーブルが100年も前に提示した

昆虫の行動に関するものも解明されていない。

さらに、遺伝子の突然変異とは無関係な後天的変化である

 エピジェネティクスまで登場する始末。

もう1周して、聖書由来の生命は初めから神によってデザインされている

という説に逃げたくなったし

リチャード・ドーキンスの言う、ある日ふと気づいて

生物は神によってデザインされたと言い始める人達って

こんな気分がなんだろうなって

でも、単純に面白い

 

「「カルト宗教」取材したらこうだった」

筆者の取材経験を主体としたノンドキュメンタリーであり

ルポルタージュでもあり

このタイトルからして、期待するものを目次を読むだけで満たしてくれるし

実際カルト宗教と取材という名のガチンコやっている内容は面白い。

しかし、そのところどころ、終盤で提起される問いは重要

カルト宗教は面白いだけじゃないし、実際にその被害者もいる。

そして、その記事を書こうものなら抗議から訴訟がこんにちはしている

その中で自分の記事とその意思を文章で伝え、訴訟でも負けない方法と文章

また、過去に敗訴となってしまった一般の人記者の経緯を通じて

プロのライターでない我々の一般のプロガーの向き合い方と

表現の自由への言及は無視出来ない。

一見して、カルト宗教の面白い取材記録としながら

その実、一つの問題提起をしている

その両面で色々ためになる本

面白いカルト宗教ほど危険

という新しい視野を得られた