床が友だち!

日々の労働が辛い僕の体験まとめノート

フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと 何度も死を繰り返す不思議なゲーム体験 -ゲーム感想

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内容紹介とレビュー

クリアまでの時間:7時間くらい 

 

本作は一人称視点

主人公を初めとするフィンチ家の人々を操作し、その死の瞬間を繰り返し体験していく

そのストーリー進行は一つのルートを辿るかたち。一本道。

 

死の追体験といっても特に目立つようなグロ要素はなし

対象者によって、死のシチュエーション、ゲーム中での操作も豊富

短調にさせない、飽きさせない工夫が見える

 

僕は、一人称視点のゲームは酔いやすい人間なんだけれど

本作は1度も酔うことなく終える事が出来たた。

 

雰囲気作りは抜群なので、それや本作の「死の体験を繰り返す」という概要に惹かれたなら

その時点で購入オススメ

 

良かった点
  • その雰囲気作りが素敵。画面内をある程度、自由に歩くことも出来る
  • 操作する人物によって、少しづつ異なる操作。PSのコントローラを使って、ブランコを全力で漕ぐ機会が来るとは思わなかった
  • 淡々とした死の歴史の積み重ねを知る事が楽しいという新しい体験
気になった点
  • 進行に関するヒントは、そんなに親切ではない。一応、次に行く場所や動作を誘導する仕掛けはあるが、それに気づくかはプレイヤー次第
  • 死を繰り返し体験するのが本作の趣旨の一つであるが、人によってはそれに意味を感じない(だから何?)、という感想が予想される

 

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感想
何回も死ぬ

本作は、とにかくフィンチ家の人間が死ぬ瞬間を追体験することを基本として進んでいく

 

「こんな死因もあるのか〜」という軽い気持ちで最初は進めて行く一方で

それらが積み重なっていく終盤はどこか息苦しい

 

十人十色な死因が用意されている事に、その人物の人生すら感じる

 

個性的な操作パート

フィンチ家の人間の操作パートには、全て独特のゲーム性が付与されている

ex.動物になり獲物を捕食したり、ひたすらブランコを漕いだり等々

 

個人的には、右スティックで鮭の首をカッターで切り落とし、コンベアーに流すライン作業と

左スティックで白昼夢の自分を操作し、ダンジョンや他国を征服するパート

その2つを同時に行うあるキャラを操作している時が最高に奇妙で

本作のタイトルを回収した気分を味わうことが出来た。(勿論そのキャラも死ぬ)

 

人物によって、死因だけでなくゲーム性をガラッと変えた事で

そのキャラクターに個性を与える事にも成功していると思う

(アメコミ風の画面で操作するパートでは思わず、「このゲームすげえな…」と思ってしまう)

 

 

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おいでよ、フィンチ家

その外観もインパクトがあるが、室内も多彩な仕掛けと死の記録に溢れている

そんなハウスを探索するのは中々にドキドキであり、楽しかった。

(本作はBGMを流すタイミングを心得ている)

 

その顛末、その先が気になり、どんどん先に進んでしまうが、セーブは要所要所でオートセーブなので安心

 

ボリューム的には多くないかもしれないが、その独特の雰囲気と世界観に浸れる事。それが何よりのポイント

 

終わった後の余韻を含めて満足度が高く、不思議なゲーム体験が出来た。