ハイパーインフレ、年率440000%というパワーワード〜最近知ったベネズエラ事情〜
ベネズエラがやばい模様
この間ネットでニュースを見てたら、こんなパワーワードにぶつかる
気になったので、情弱なりに調べてみた。
なぜインフレが起きているのか
大まかに言えば、このような国内外のダブルパンチが理由で
現在のハイパーインフレに見舞われており、しかもまだ拡大傾向にある
始まる物々交換社会
一方、ウォール・ストリート・ジャーナルの記事によると
国民生活では、物々交換を行う人も現れているとの事
駐車料金は卵2個、プログラマーは1パックで何とかなった上に
タンパク質食品だからか、卵は喜ばれるらしい
また、生活に必要な紙幣を手に入れるのもちょっとした困難のようで
ATM、支店保有の紙幣が無くなる(沢山の人が大量の紙幣を下ろすため)と
雑貨店(!)に走り、そこで価格が40~120%上乗せされた紙幣を買う人もいるという
売価が上乗せされてる紙幣を紙幣で買うというとか、一瞬よく分からない事態に
一時期メルカリであったお金売ります騒動が可愛くすら見える…?
現状の対策
現在は貨幣を発行し続けているベネズエラ政府だが
ここにきての打開策として、国家発行の仮想通貨「ペトロ」を導入予定(!?)
ここにきて仮想通貨まで入り込んでくるとか、混沌の加速度が凄い。全然予想出来ない
国家に因らない、独立した貨幣というのが仮想通貨のアピールポイントの1つだった記憶があるけど
国家による初の運用がハイパーインフレ国ってどんな気分
今後の予想
インフレ率は2018年末予想では10000%を超えるという最早意味の分からない世界へ
それでもジンバブエが最大期よりもマシらしい(笑)
むしろジンバブエが気になる
ちなみに記事のタイトルにある年率440000%とは
ブルームバーグ・カフェ・コン・レチェ(ミルク入りコーヒー)指数で測る
コーヒー1杯の値段の上昇率
以下、参考にした記事です。
Bloomberg『火を噴くベネズエラのハイパーインフレ、年率440000%突破』
ウォール・ストリート・ジャーナル『ハイパーインフレのベネズエラ、「卵」で物々交換』