まっくじょぶワーカーの憂鬱

日々の労働がつらいから酒とアイドルとミステリ小説とゲームに全力逃避ブログ

デビルマンというすげえ漫画と出会う

※この記事は2018年になって初めて漫画版デビルマン

読んだオタクの感想になります。

今さら気にする事じゃないので、ネタバレも普通にあり。

 

以前からその評判を聞いてはいたけど

今月の給料がそれなりに人権を得られる額だったので

今まで読んでみてかった事もあり、買いだした漫画版デビルマン

すごい漫画だった…

 

デビルマンを知る

僕はアニメでやってた頃の世代とかではなくて、バラエティ番組でデビルイヤーは地獄耳って歌詞を

弄られるようになった頃の世代で、デビルマン自体が

そんな懐かしアニソン番組で流れる映像が第一な印象でした。

 

デビルマンの印象が変わる

そんな子供向けアニメ的な印象を変えたのが

色んな意味で有名な実写版デビルマン

そこでジンメンや暴徒に襲われる美樹ちゃん達のシーンを知り

一気にイメージが変わった記憶があります。

 

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実際に触れた漫画版デビルマン1巻

そんな感じで、どこか心に引っ掛かりつつも読まずにいた

漫画版を今回完走しまして

 

とにかく、凄まじい漫画だった

 

何となくダークな感じと予想してた印象以上に抉ってくる!

まず、1巻の時点で了の父親が焼身自殺!

そして語られるデーモンの存在と

明とアモンの合体までの流れが強烈。こんなヘビーのかと

最終巻まで完走する覚悟が固まった瞬間でした。

 

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シレーヌとの戦い2巻

デーモンとはいえ女のキャラをあんなに無惨にする

それも、死闘故の結果として描かれるのが凄まじい

終盤にカイムが現れ、シレーヌと合体する時の台詞

合体後にデビルマンに迫るシルエット

そして、その結末を含め全部が印象に残る何てものじゃない

 

マジかこの漫画…となる

 

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ジンメンと出会う3巻

実写版で存在を知っていたとはいえ、いざ出会うと

悪夢の極地のようなデーモンだった

 

サッちゃんの悲劇や、最期にジンメンを倒すために

自身の死を訴え顔の半分を潰される描写

ストレート過ぎる故に、変にセリフを重ねなくても

こっちの気持ちまで明と一体になってしまう…

 

そして、第四の壁を超えてくる演出にビビる

 

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終末に向かう4巻

終わりに向けての加速度が一気に増していく

 

デーモン自体は無差別合体攻撃とかしたけど

実質の戦闘は1度のみ

あとは、人間の猜疑心や疑心暗鬼を利用し滅ぼすという

筋立ては時代を感じさせない

 

ただ、現代に不満があるから自らの体をデーモンに変化させて補うっていう

人間デーモン説はちょっと強引で笑った

後に笑えない事態が控えていたのに

 

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全てが終わる5巻

すげえ密度でした…

 

4巻の疑心暗鬼に苛まれた人間同士による人間狩り

それがついにヒロインの美樹ちゃんにも及んでしまう

その辺りは実写版で経験済みだったんですけど、漫画版は更にエグかった

 

一時は善戦しているようで、最期は明との再会の約束も叶わずバラバラにされてしまう美樹ちゃん

1巻からの明るい姿を見ているとやっぱり何とも言えない苦しさがある…

 

暴力、残虐性で人間とデーモンの境界があやふやになっていく

そんな中で了の正体も明かされ、そこから最終決戦まで流れ込む展開は勢いと狂気すら感じた

すごい

 

エピローグ

そんな怒涛過ぎる展開の後に迎えるエピローグは穏やかさすら感じた。

デビルマンとして戦った明は死んでしまうけど、サタンとして覚醒した了もその誤ちに気づく

 

波打つ海を背景にそんな、善悪では止まらない終わりを迎えたシーンが印象に残り、爽やかさすらあって、うーん語彙力が欲しい…

 

おわりに

最終巻を読み終えた勢いで一気に書いたので

大分偏っているかもしれないけど

これが今の感想です。

 

自分で体験した漫画版デビルマンは凄かった

 

 また、3巻の解説で庵野秀明氏の寄稿文にあった、黒ベタの使い方と迫力が印象的でした。

 

勢いで1巻を手に取ってからこの3週間

こんなに夢中で読める漫画に出会えたのが嬉しいな2018年

 

今の時代でも色褪せないって、こういう作品を指すんだなぁって思う