仮面ライダービルドが面白い
仮面ライダービルドがめっちゃ面白くなってきたなーと思うこの頃
そんな、仮面ライダービルドに対して最近感じる色々を書いた超私的な感じの記事
ビルド始まった
個人的に始まった頃はそんなに熱くなれずにいたのが正直なところ
それが昨年の12月待つ頃に録画を見てたら一気に始まった
作品のノリに慣れてきた事とか、1月から北都という明確過ぎる敵が出て来た事とか
以前よりも何倍も前のめりに見てるこの頃。楽しい
万丈龍我とかいうキャラ
正直、この間まであんま好きじゃなかった。
すぐキレて大声出すし、短絡的だし、戦兎に無駄に突っかかるし
それが最近はどうだ、以前としてそんな好きじゃない面もありつつ
自分の事だけじゃなく、戦兎の事も気遣いつつ負の側面もあるスクラッシュドライバーを
苦しみながら使い戦う姿が何か好きになってしまう…
もしかして、龍我めっちゃカッコいいのでわ???
シンパシーを感じる仮面ライダーグリス
役者さんの演技も相まって登場からかなり好きなグリス
仲間に熱い戦闘狂って設定が好き過ぎる~~と思っていたら
アイドルオタク的な側面まで出てきて、ますます好感度がうなぎ登る
しかし、その反面三羽ガラスの最近を見てると報われない側のライダーな気がして
元々、農業を営んでいた地主的な立場という過去や、仲間を食わせるための自己犠牲的な行動を見ると
軽いノリでシンパシーとも言えないこの感じ。グリスや三羽ガラス関連は上手く話を纏めて欲しいな
ベルトが欲しい…
今まで平成ライダーを見てきて、こんなにもベルトが欲しいの思うのは初めて!
というくらいベルト欲しい。フルボトルの単体ギミック少ないなーとか思ってたのに
ビルドドライバーのレバー回すのとか、スクラッシュドライバーとレンチ捻って潰すのとか
程よいアナログ感が絶妙に素敵
これからに期待すること
内戦ネタは北都とやってしまったから、西都とはどうするのかなーと単純に思う
あと、マスターのいい感じのキャラが尻すぼみしないような、そんな展開だと嬉しい
戦兎はこれからも苦悩と隣り合わせな気もするけど、今回を通して成長しそうな龍我と共に
序盤のゆるく軽いノリを最後まで行けたらいいね
おわりに
ビルド関連の記事を何か書きたいなーと思いつつ、中々出来ない中ようやく書けた。
最初はそんなに刺さらなかったのに、今こんだけ見てて楽しい作品になったのが嬉しいな
今週ちょい見せで終わったハザードフォームがめちゃくちゃカッコ良くてやばい
早くその活躍を魅せてくれ
精神鑑定はなぜ間違えるのか? 再考 昭和・平成の凶悪犯罪 -読書感想-
ジャンル:新書
常軌を逸した殺人事件等が起きると必ずと言ってもいいほど聞かれる、精神鑑定という言葉。
本書は、過去に起きた事件を例に挙げつつ、犯人の精神面の考察、そして実際に下された
精神鑑定の結果を再考するといった内容
感想
タイトル的に堅い内容かとちょっと身構えてしまうが、取り上げられている事件自体が耳にした事のあるもので
且、その概要も最初に示してくれるので、テーマの割に中々読みやすい。
様々な犯人模様
精神鑑定で話題になった事件を扱う性格上、本書には普通の人間は登場しない
一言に、精神的に問題があるといっても、ガチのサイコパスから治療の副作用で病んでしまった冤罪疑惑者まで様々な
個人的には、手紙や文章の内容が強烈な、池袋通り魔事件の犯人が強く印象に残る
精神鑑定の今後とは
本書は、事件と鑑定結果の解説を通じて、時には鑑定者の判断ミスなどにも突っ込んでいく
そして、精神鑑定というのは本当に難しく、関わる医師の判断・裁量・環境に大きく左右されるとある
量刑にまで影響を与えるのだから、ある程度確立された形式ものだと、僕は漠然と思っていたので
正直、そんなので大丈夫かよと考えてしまう。
しかし、これはそのまま人間が人間の心を判断する事の難しさが現代においても続いている事を指している。
今後、精神鑑定の制度は上げられるかもしれないが、完全なものなど望むべきではないのだろうか
まとめ
本書は、精神鑑定が話題になった事件集という読み方をすれば、とても面白い
しかし、精神鑑定の今後や未来についてはあまり明るい感想を得られなかったというのが正直なところでもある。
精神鑑定はなぜ間違えるのか??再考 昭和・平成の凶悪犯罪? (光文社新書)
- 作者: 岩波明
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2017/12/22
- メディア: Kindle版
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2018年の色々
先月は職場での配置転換とか、風邪をこじらせたおかげで
一記事しか更新しないという、閉鎖手前のような過疎ブログっぷりを達成してしまう。
今回記事を書くのも久しぶりになってしまったので
そのリハビリも兼ねて今年の抱負的なぽやーっとしたものを纏めた記事
(元旦からもう20日以上過ぎている)
・イベ減
いつも思い付いたように考えては叶わない事
正直そんなに切迫詰まったイベ減の必要性を感じないけど
昨年はチケ代が結構な出費になっていたし、あまりライブに行き過ぎて
自分の中で他と比較したり、マンネリ感を覚えてしまうといった
良くない片鱗も見られたので、週1くらいに減らせればなーと
ぬ
でも、やっぱりライブ行くと楽しくてな…
・もっとアウトプットをしたい
去年はブログを通して、読んだ本の感想とかを書く機会があったけど
今年はそれを数を増やして継続しつつ、他にも何かしら自分の中に溜まってる何かを
どんな手段かは現状分からないけど、外に出す事をしたいという願望
・副収入源を作る
こちらは割と本気で目指したい目標
今の給料だけじゃちょっとねーという感じなので
それを補えるものを確立する足掛かりでも何とか漕ぎ着けたい
お金がないと、心が一気に貧しくなってしまうからね
・ブログをもっと楽しみたい
昨年に開設してから、ライブやゲーム、ほんの感想がほとんどだったけど
需要の有無はともかく雑記系とか、もう少し記事の種類を増やしていきたいと思う
昨年秋にやってみたアニメの感想系は見事に挫折しまったけど、そう少し軽い感じで記事を継続出来たらなー
変な話だけど、もっと気軽にブログに触れたい
・休日の新しい趣味、過ごし方の発見
僕はだいたい、 土曜にライブ行って(とても充実している)日曜は在宅みたいな週末を過ごしているんだけど
それを変えたい。何か在宅してる日曜が虚しい
今は復活したプラモ欲に誘われ、ガンプラを作ってそれなりに充実感があるけど
それ以外の、勉強でも新しい遊びでも発掘したい気持ち
休日のゆっくりした時間を過ごす事が物足りなく感じる時点で、何か悲しい病気のような気もする…
・結婚
これは特に何が何でも叶えたいって訳でもないけれど
昨年末に帰省した際に、それを考えさせられる色々があったり
親からやんわりと、いい加減結婚しろよと言われたりの結果芽生えた感じ
正直、そんなの望める収入もスペックもないし
アイドルのライブでガチ恋口上に、なになにー!入れてる方が楽しいし、親には悪いけど、努力基準レベル
結婚出来たらいいっすね~~的な
色々と目標を挙げてみたものの、自分の内外の環境を充実させたいってのが強かった
1月1日に、新年に建てた目標を挫折する他人が多いのは
年始の目標を決める時、「人はそれを自分の事とは考えていから」という記事を読みました。
確かにそうかもしれない部分があると思う反面
今回挙げた目標は結構身に迫るものがあるから幾つか実現するだろうと思う楽観性を発揮しているノータリン
2018年もよろしくお願いします。
色々な発見
今回ブログを一月放置した結果こんなメールが着て笑った
地味に心に刺さる督促
そして
そういうのもカウントしてるんすねーと思う反面、ちょっと嬉しかったちょろい
ブログ開設した頃の目標は全然果たせてないけど、やっぱり楽しいから今年も継続です。
最近読んだミステリ小説②
またしても、読んで面白いと思ったものの中々感想が書けないままな本が溜まる事態に
…
なので、今回も一気にドドっとまとめました。
感想
『邪馬台国はどこにありますか』
とあるバーに集まった者達の会話によって、歴史の様々なミステリーを検証していく本作
会話を中心としたテンポながらも、しっかり歴史本としての面白さが折り込まれていて、サクサク読む事が出来て嬉しい
歴史って面白いっすね…
僕自身も歴史が好きだが、たまに調べ物をしたり本を読む程度の熱量
なので、本作で次々と打ち出される説や視点は、単純にとても面白かった
同じ資料を基礎としていても、それについての解釈や考え方が違う事でこんなにも変わるかと
実際に検証出来ない、資料に拠る事しか出来ない歴史だからこその面白さを見る
『夜は鼠たちのために』
様々な話が収録された短編集
ミステリ小説の短編集は初めて読む事に気付く
派手さはないが、物語の裏でしっかり暗躍しているトリックは見事。じわじわ効いてくる感覚が良い
そういう意味では読ませる、小説向きのトリック達であると感じる
その反面、話のテーマ・内容として男と女のあれこれといった物が多く個人的にはそんなにノレなかったのが残念
『武家屋敷殺人事件』
様々な謎がこれでもかと襲い掛かってくる1冊
強烈な印象を放つ日記から始まり、生家探しから過去の殺人事件・移動する死体、そして先祖の乱心事件まで遡る
一つの武家屋敷を中心として次々と起こる展開と要素。それだけに複雑に絡み合っている謎が解きほぐされていく感覚は別格
一見奇妙でホラーのような雰囲気ながらも、そこはミステリ小説。きちっとした結末が用意されてて、びっくりしました。
唯一残念だったのは、探偵ポジションの人物があまり好きになれなかった事くらい
文庫本にしてはそれなりの厚みがあるけど、それが妥当と受け入れられる一冊
劇場版マジンガーZ / INFINITYを見た。 -アニメの感想-
マジンガーZの映画を見てきました。
めちゃくちゃスーパーロボットした、とっても良い映画で嬉しさと熱さで分からなくなってしまう
ネタバレ結構あります。見た人向けの感想
感想
スーパーロボットの戦闘シーン
まずはこの点を推さないといけない
冒頭のグレートから終盤のマジンガーZまで、武装をフルに使った気持いいくらいの全力と
技名を叫ぶカッコ良さ、そして機械獣の爆散具合。全てが最高でした!
個人的にガンダムを初め、どちらかと言うとリアル系なロボットアニメを見る機会が多かったこの頃
そんな中、スーパーロボットと聞いてイメージする要素をこれでもかと詰め込み、且今の時代に見てもめちゃくちゃカッコいい
そんな戦闘シーンが見られただけでもう嬉しさかなかった。
今回のマジンガーZはバッキバキのディテールで、それが縦横無尽に動き回るのは圧巻
見所のあった人間ドラマ
僕は全く情報を仕入れないで見に行ったのですが、今作はTV版から10年後という設定
それだからか、ちょうど、僕の歳で抱えてそうな話もあったり
それぞれの立場で悩むシーンもあったり、それがなんだが抱いていたイメージと違って新鮮でもあり、何か寂しくもあり
個人的に戦闘のプロであり、どちからかというとやっぱり戦っている印象の強い鉄也にジュンとの
日常的な、平和な時代のシーンを紡ぐ役割が振られていたのが印象的でした
そんな中、ボスはやっぱりボスで何か嬉しかった
何がそんなに面白かったのか
他にも個人的に面白いと思った点をまとめ
・Dr.ヘルの世界征服の理由
世界征服なんて面倒くさいだけだと明確に言い切られていたのが印象的であり
その理由を好奇心の解釈したのは、とても面白いと思った
・現代的な設定と馴染むマジンガーZ
衛星を使い光子力エネルギーを供給していたり
自動運転の自動運転が登場したり、今後僕らの世界でも実現が見込まれたり
研究されている新技術が違和感なく溶け込んでいたのはすごいなぁと思ったり
・機械獣がマジで脅威
今回は数の暴力といった感じで、次々に押し寄せては街を破壊していく
その姿は、怖い機械獣として充分過ぎた。
ガラダK7とかダブラスM2とか、スパロボ等で馴染み深い機械獣が
マジンガーZと戦って、暴れて。そんな姿が見られて嬉しかったなぁ
・永井豪精神溢れるお色気要素
本作は全体的にシリアスな趣なのに、そんなお色気シーンもきっちりあって何だか癒し系
まとめ
事前情報を全く仕入れず、マジンガーZのディテールバッキバキだなぁくらいの状態で映画館へ行ってしまったけど
見ていて熱くなれる、これがスーパーロボットのアニメなんだと思える
めちゃくちゃ良い映画で嬉しかった。色んな人に見て欲しいしなぁと思える素敵な作品でした。
蛇足
今回、新宿のバルト9に見に行ったけれど、空が暗くなる中で新宿駅南口から劇場までの雰囲気が
何だか印象に残る、冬の都会といった雰囲気で良かった
『楽園のカンヴァス』 ミステリー×美術はめちゃくちゃ面白い -読書感想
ジャンル:ミステリー、美術
自分が全く触れて来なかった分野について、本を読む事で興味が広がるという事は
ありふれているかもしれないが、実際体感出来ると、世界が広がったようで何か嬉しい。
感想
とある大物コレクターが所有していたルソーの未発表の絵画を巡り、対決をする2人のルソー研究者のストーリー
美術関係の知識がなくても十分過ぎるくらいに面白かったし、その世界に触れる良いきっかけになった感すらある
作品の真贋を巡る
本作のミステリー要素は、ルソーの未発表作品が本物なのか偽物なのか、この作品の由来は何なのか、というところ
それを突き止める度に、登場人物間で交わされる会話や知識の応酬が、単純に興味深くとても面白いし
「ミステリ小説を読むつもりでいたら、美術系の書籍を読んでいた?」と錯覚してしまう事もしばしば
美術の世界に触れる
本筋である、絵画の真贋を突き止めるにも色々な角度からの考察があり、そのやり取りや研究方法は
ちゃんと学問のそれであり、研究分野としての美術というのかな
今まで学校で触れていた美術とは、違う段階にある美術の世界がとにかく新鮮だった!
そして、作品を鑑賞する視点の一つに、その画家の人生を通して見つめるという見方がある事を知った。
本作はこの見方を通して、小説としての面白さも発揮しつつ、どこか感傷的なところがあるのが素敵だ
おわりに
僕は今まで美術関係に興味がなく、本作で登場する有名な絵画のタイトルを見ても、それが思い浮かばないレベル
そんな僕でも本作を通して触れる、キュレーターという職務や美術館の運営、現代の美術研究の世界はとても面白かった。
ミステリ小説といっても、別に人が死ななくても、刑事事件が発生しなくても十分成り立つし面白い
そんなある意味当たり前の事を再認識出来た。
本作に登場する絵画を纏めたサイトもあったので、読む際はそちらもチェックするのを薦めます。
良質な一人称視点ホラー『LAYERS OF FEAR』を遊んだ -ゲーム感想
PS4ストアで配信中の DLゲーム
『LAYERS OF FEAR』
以前セールで買って以来積んでたものを、最近ようやくクリアしたのでその感想を
内容紹介
ジャンル:ホラー
本作は一人称視点で進行する
絵画の為に必要な素材を求め、次々に構造が変わっていく屋敷を探索していく
基本的に
探索→現れた資料をチェックしつつ→更に移探索をし画材の発見
これがワンセットの流れになる
プレイヤーがすること自体はとてもシンプルで、作り手が用意したものを順を追って体験しいくという感じだ。
感想
本作のタイトル、ホーム画面でのアイコン等
初めはどんなタイプのホラーゲームかと思っていたが
びっくりギミック、サイコ、異形、サスペンス的な要素など、色々な物が溶け込んでいた。
しかし、決してそれがとっ散らかっている訳でなく、一つの屋敷を画材を求め探し歩くという点を中心に纏まった構成だったすごい
ゲームという媒体をフルに生かした体験
本作の最大の長所はこれだと思う
上記のように様々な要素が仕掛けられているが
それらを発動させるのも目撃するのも、プレイヤーの行動に拠っているので、映像作品よりも能動的にホラーを体験出来る。
また、屋敷内の景色もゲームを進行により、崩れて狂っていく。そのグラフィックも素晴らしい
しかも、一人称視点であるので、キャラの視点=俺効果が抜群。素でビックリした事が何回もあった成人男性…
日本的なホラーを感じる
本作の好感を持てた点がこちら
海外製ということで、どうしても海外ホラーにありがちな、クリーチャーや幽霊に襲われたり戦ったりすることもなく
ビックリ要素もあるとは言え、アクセント的な使われ方がメイン。
どちらかと言えば、雰囲気やちょっとした違和感、ニアミス的なチラ見せ等の演出で怖がらせてくるような
精神をじわじわ攻めてくる、そんな和ホラー的な要素がとても感じられた。
気になった点
- 一人称視点である上、視点をぐるぐる動かす必要があるので、苦手な人はやっぱり酔う
- やる事自体は結構短調
- 一応ストーリーを追う要素があるが、資料からプレイヤーが考える形式である
おわりに
なんでこんなに面白いゲームを積んでいたんだろうか
本作の良さは色々あると思うが、個人的には屋敷内で起こる現象を描写するそのグラフィックだと感じた
また、現象発生のタイミングも、どんなフラグ管理をしているんだ?と思ってしまうくらい絶妙
一人称視点ホラーの良さをバキバキ感じてしまう
あとは、この酔いやすい体がなんとかなればなぁ
何かホラーゲームをしたい!と飢えている方に、単純にホラーゲームが好きな方にめっちゃオススメ